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ブランディングの核心:一貫性と親近感を超えた「核の強さ」

最近のnoteでの交流で、コーポレートブランディングとセルフブランディングにおいて「一貫性」と「親近感」がいかに重要かについてコメントを交わす機会があった。そして、この議論をさらに深める形で挙がったのが、ブランディングの「核」の強さに関する点である。私は、この「核がしっかりしていること」に激しく同感し、それがブランディングにおける最も根本的な要素であると思う。

一貫性と親近感の重要性

まず、一貫性のあるブランディングは、信頼性と専門性を示す。ブレない軸を持つことで、自分や自社が何者であり、何を大切にしているのかを明確に伝えることができる。また、親近感を持たせることは、顧客やフォロワーとの関係構築において不可欠である。人々は、親しみやすく、頻繁に露出するブランドに好意を持ちやすいのだ。

核の強さ:ブランディングの本質

しかし、これら二つを超えた場所に、「核の強さ」が存在する。これは、お客様にどれだけ役立てるか、というブランディングの根本的な価値提案に他ならない。製品やサービス、さらには個人のブランドが、ターゲットとする人々の生活や業務にどれだけ実質的な価値をもたらすかが、長期的な成功の鍵を握ってるのではないだろうか。

「核」の強化方法

  • 価値提案の明確化:自分自身や製品、サービスが提供する独特の価値は何かを明確にし、それを伝えること。

  • 顧客のニーズとの連携:顧客のニーズや問題点を深く理解し、それに対していかにして解決策を提供できるかを考えること。

  • 継続的な価値の提供:一度きりの取引ではなく、継続的に顧客に価値を提供し続けることで、長期的な関係を築くこと。

結論

一貫性と親近感は確かに重要なブランディング要素だが、それらを支え、強化するのは「核の強さ」、すなわち、顧客に対して持続可能な価値をどれだけ提供できるかに尽きる。強固な「核」を持つブランドは、時代や市場の変化に対しても強い耐性を持ち、長期的に成長し続けることができる。ブランディングを考える際は、常にその「核」に焦点を当て、自らが提供する真の価値に基づいて行動していきたい。

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