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EQを磨くリーダーシップ:モチベーションと真の人間力

ソニーの平井氏から受けた講演(DX CAMP2024)は、私にとってリーダーシップの本質を再考する機会となった。リーダーに期待されるのは、単に正しく生きることだけではなく、高いEQ(Emotional Intelligence Quotient、感情知能指数)を持って、組織や社会に対してプラスの影響を与えることだと平井氏は仰った。以下、その講演の際に私がメモしたことを基にモチベーション・リーダーシップについてまとめてみた。

1. EQの力

「正しい人間になる」とは、IQよりもEQを高めることである。エン・ジャパンの調査によれば、仕事ができるのは当たり前、IQはそれほど重視されていない。重要なのはEQの高さ、つまり意見を聞き、公正に評価する能力である。これはマネージされる側の視点を重視した結果である。

引用元:エン・ジャパン株式会社

2. Purposeとリーダーシップ

リーダーには、自らの組織のPurpose(目的)、Mission(使命)、Vision(展望)、Value(価値)を定義し、それを組織全体に共有する役割がある。また、それは社員一人ひとりのPMVVとも連動しているべきである。こうした共有は、リーダー自身が現場に出向き、直接語りかけることで、より深い意味を持つことになる。

3. 現場主義のリーダーシップ

現場へ行くことは、リーダーの責任感とコミュニケーションの質を示す行為である。パッションを持って、心からの言葉で語り、プラス面だけでなくマイナス面も率直に話すことが大切だ。ライブの質疑応答の時間を十分に取ることで、人間としての対話を重視することができる。

4. インタラクティブなリーダーシップ

プラス思考、人間関係の優先、人間らしさの受容は、リーダーシップの核である。完璧な「マシン」ではなく、弱みもある人間として、間違いを認め、アイデアを共有し、知識を求める勇気を持つこと。そして、顧客、取引先、社員を最優先に考えることが、真のリーダーシップである。

結論

以上、ソニーの平井氏から受けた講演(DX CAMP2024)で私がメモしたことを基に記事にした。リーダーとしての私たちの役割は、ただの地位や肩書きを超えたものである。EQを磨くことで、私たちは人間としてパワーアップし、組織や社会に対して真の価値を提供できる。平井氏の講演は、私たちが日々のリーダーシップの実践において、EQの力を最大限に活かし、ポジティブな変化をもたらすための指針となる。

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