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1991年プチてっちゃんユーレイル旅23

【まとめ】Lübeck観光。歩きに歩いて何かと観る。古き町の、様々な顔に出あう。

11月27日(水) 小雨。今日はLübeckの街なかを見る!

まず、間違えて駐車場の中に入って行ったが、おじさんに教えてもらって無事、次の小島に渡る。散歩道が続く。Domではミサをやっているのか、オルガンの音が聴こえてくる。

ふとした裏通り

道が渋い。所々、通りの建物の壁が四角く空いてて、むこうの路地に続いている。ひとつなんてくぐらねばならない程、低い。

抜け穴
通路

白鳥が堀に浮かんでいる。静けさ。車の音さえ耳に入らなくなる。


カテドラル

ひとつ教会を見て、島の反対側まで行ってから、聖マリア教会へ。
ここにもKARSTADTがあって、トイレを借りる。(銭取り)おばさんがいなくて、タダで使えた。

聖マリア教会。華美なものはない。ステンドグラスに死の舞踏らしき図もあったが、眼鏡がなくてうまく見えなーい!
戦争で落ちたのだろうか、壊れた鐘もある。めちゃくちゃ。

天文時計。今日はOttoの日らしい。一日いちにち名前がついている。

看板が凝っている!
名物のマジパンもたくさんあった

で、またデパートに。
ここの前で面白いものをみた。まず、5人ほどのヒスパニック系の人たちがフォロクローレをやり始めた。1曲終わり2曲目に入った時、警官がふたりやってきた。ふたりは曲が終わるまで待っていた。その時、不思議なおっさんが、フォロクローレの一団に話しかけようとしていたおまわりさんに道を尋ね、場内一時混乱。

犬が可愛かった。

すったもんだの後、おっさんは退場、ようやくおまわりさんは団体に許可証を出せ的なことを言ってる。
時計を指している所をみると、時間の制約等あるらしい。まだ何かしらもめていたが、そのまま先に行く。ちょうどすれ違った二人の若者らが、フォロクローレの方を見て、そのうち一人が「やー、らおす!」と吐き捨てるように言ってた。この単語は結構トイレ内で見ていたので覚えていたよ、まったく君らは外国嫌いなんだな、困ったもんだ。

父親への土産にナイフ屋を探し、やっと見つけて買う。18.90。

ホルステン門に入る。3.00。やっぱり、このヒト(違う、塔)ゆがんでるよ。上っていってフロアを歩くと、なんだかよたつく。中は地元の郷土博物館みたい。石器、土器、昔の船の模型、でかい銃など。

ホルステン塔内からMarkt Platz方向を見る

塔が崩れないうちに外に出る。

白鳥の若いのがいた

Nordseeのスープ、すげー美味しくない。サラダもたまたまなのか、大昔に刻んだような感じだった(自分で選んでおいてそれは)。10.70。
スープになんとカニカマボコ的円柱が入っていてびっくり!

水辺の鳥にパンをやろうとしていたら、二人組の男がでかいビニル袋を下げてやって来た。さては、と思い待つと、中身は食パンの耳で、おっさんたちはそれを両手ですくって川に投げ込み始めた。あっという間に白鳥、カモメ、カモ、ハトなど入り乱れ、バトルロワイヤルに。

ふたりとも、近場のハトにもたまにパンくずを投げてやって目配りがプロ(もしもこの業務にプロアマの区別があるのならば)。
ふと目が合ったら、にっと笑ってた。

「内緒だぜお嬢さん」

今日は久々に猫にもさわれて、うれしかった。
雨も降るのでホテルに戻り、土産や不要になった上着などを持って郵便局へ行き、Packetをつくって送ってからまた、ホテルに。
早めにシャワーを浴びて、うだうだしていたら強烈に眠くなってしまい、2時間以上寝てしまう。
起きてもまだ8時少し過ぎ。だらだら絵でも描いて寝よう。

歩いた道のおさらい

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