ケルン駅

1991年プチてっちゃんユーレイル旅 09

【まとめ】ベルギーからドイツへ電車で移動。とりあえずはミュンヘンにたどり着く。そして、泊る。のが目標。

11月13日 (水) 小雨

6:30頃起きて、7:30頃宿を出る。
一路Munchenを目指すつもりだが、とりあえず行けるだけ行く予定。

7:52 IC Koln行。
またまた親切なおじさんがいて、乗ってからうろうろしていたら、
「前の方の車両だと、そのままケルンに行けるよ」と教えに来てくれた。

9:00 Liege 大きな盆地状の土地。
ゆるやかなに列車は降りてゆく。眼下に大きな街並が見える。
壁の落書きになぜかUSA GO HOMEとあった。

駅を出るといきなり山の中。水量の多い小さな川が線路沿いに見え、トンネルも多くなる。

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9:25 Vervies CS
出てすぐ、パスポートの調べがあった。

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9:40過ぎ、Aachen Hof
いきなりあたりはドイツ。駅のアナウンスも階段に付いている荷物ベルトも、列車編成表もすべて、ドイツ。
ホームの子どももドイツ語でダダこねてた。当たり前か。

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急にドイツ的効率的看板となる
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電車内の物売り、トム・ハルスみたいな兄ちゃんはずっといるので安心。

何だか四角い建物が多くなったような気がする。

10:10 Duren 北の空は晴れている。
10:36 Koln Hbf 着。

駅正面を出ると左側にDomがそびえている。
ハンバーガー、ステッカー、スプライトとソーセージパン、ロッカー、チョコなどドイツマルクで買い物して、急に変わった金銭感覚に混乱。

11:30 Domを回り込むようにして、列車は一路Munchenへ。

11:50 Bonn Hbf 首都を奪われてしまったせいなのか、どうもうらさびしく見えるのは気のせい? それとも元の静けさを取り戻してほっとしているのだろうか?

「ゲハマンツ シュピーゲン?」乗車券を拝見、てことか?

やがて山の上に城が見え始める。線路はライン川に沿って続く。

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たぶんグーテンフェルス城。川沿いが崖でなかなかカッコイイ。

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バッハラハあたり、家の壁が白、クリーム、ベージュなどのパステルカラーで統一されている。風景の保護条例でもあるのか?

川の対岸にも列車が走っている。

エーレンフェルス城址、ほんとボロボロ。そのすぐ上に、観音様みたいな蔵が見えた。ニーダーヴァルト記念碑らしい。

ビンゲンから列車は川を少し離れる。
エーベルバッハ修道院のあたりはなだらかな丘陵地。ワインも、下流に比べて編まそう、丸みがありそうなイメージを持った。

13:10頃 Mainz 着。このあたりからうとうとしてManheim
14:05頃 Heidelberg ぽつりぽつりと雨になる。

14:45 Stuttgult なかなかに近代的な駅。ヘンなオッサンが回ってきて、何か言いながら紙を置いていった。鉄道旅行に関するアンケートらしいが、何だかよくわかんない。しばらくしたらまた集めに来たのでこそっと返す。

15:00 Stuttgartシュトゥットガルト発。いきなり反対方向に走り出した??
少し不安になるが、前に座っている兄ちゃんがずっと同じ電車だったので、とりあえずしばし様子をみる。

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 シュトゥットガルトは、オランダやベルギーとは全然違う感じ。むしろ、日本に似ているかも。発展して、次々と新しくなっている感じ。地盤が硬いのだろうか、大きな建造物が目立つ。それに工業に力を入れているのも分かる。農村的ヨーロッパからすれば、たいへん異質な感じもするが、まあ、どこもそんなものなのかな。

電車のトイレ、エレクトロニクス! なのだが水が少ないのか、前々からの紙が詰まりに詰まっている。惜しい。

Schwabische Alp あたり。
今乗っているのはオープンタイプの2Klassだが、よく見ると席の上に№がついていて、オレンジ色の紙が所どころ挟んである。そこは予約されているらしい。

Lonsee(通過)
丘の斜めのところに乗っかった小さな町。屋根がけっこう新しい感じでオレンジが多い。

車内販売の珈琲がインスタントで急に飲みたい気が失せてしもうた。当たり前なのだろうが、何か少し残念。

15:55 Ulm ロンメルの屋敷があった所だったっけ?
葉も落ちた林の中、列車は進む。だいぶ暗くなってきた。

16:35 街の明かりがちらほらとともる頃(皆倹約家なのか、それが普通なのか、灯りは少ない)、ようやくAusburg

17:10 一応の目的地、Munchen Hbf着!

「オリンピックスタジアムだよ!」と教えてもらった。
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売店がたくさんたくさん。案内所がどこなのかさっぱり判らず、さんざん探しまわってようやく駅構内の右側に輝くiマークを。混んでいたが平気だよー

さんざん待ってようやく自分の番。と思ったら何かの大きな会議がぶつかってしまったらしく、シングルはもう満室ばかりだとのこと。安く泊れそうな場所の住所をいくつかもらったので、直接訊きに行くことに。

U-Bahnに載って赤十字広場まで。そこから歩いてたどり着いたYHは……パスがないと泊れない、とのこと。がっくり。しかし、そこでHaus Internationalを紹介してくれる。
先ほどの赤十字広場から今度はバスで4,5Halt向こう(でもバスの乗り方がよく判らなかったので歩いたけど)、ようやくたどり着く。

正面右側の建物。

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バス停。明日からはもっとバシバシ使うぞー

宿泊OKと。4ベッドで36DM(2880円程)。シャワー付きでとても清潔。
Cariforniaからのふたり組がすでに入っていた。KalenとAmy。Grockenspielのこととか教えてくれる。

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ぼーっとしていると英語の解析能力が著しく落ちるので、会話はキンチョーする。日本語のみで育ったニンゲンにはほんと、たいへんっす。

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