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映画「バジュランギおじさんと、小さな迷子」リバイバル上映を視聴して

★映画の宣伝コピー★
底抜け正直者のインド青年と、声をなくしたパキスタンの迷子。 ふたりの旅が、世界にステキな奇跡を巻き起こす!

【あらすじ】
パキスタンの小さな村に住む女の子シャヒーダー(ハルシャーリー・マルホートラ)。幼い頃から声が出せない彼女を心配したお母さんと一緒にインドまで願掛けに行くが、帰り道で一人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者のパワン(サルマン・カーン)だった。
父の友人ダヤーナンド(シャーラト・サクセーナ)の家に居候しながら、愛する彼女、ラスィカー(カリーナ・カプール)との結婚を夢見て日夜奮闘するパワンは、底抜けの正直者でお人好し。これも、ハヌマーンの思し召しと、母親とはぐれたシャヒーダーを預かることにしたが、声の出せないシャヒーダーがどこに住んでいるのかさっぱり分からないまま、楽しい日々が過ぎていく。
そんなある日、ひょんなことから彼女がパキスタンのイスラム教徒と分かって驚愕するパワン。歴史、宗教、経済など様々な部分で激しく対立するインドとパキスタン。厳格な彼女のお父さんから「すぐに故郷に帰せ!」と一喝されて、一度は、怪しい旅行代理店にシャヒーダーを預けてみたものの、可愛いシャヒーダーは売春宿に売り飛ばされそうになってしまう。
遂に、パワンは、パスポートもビザもなしに、国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意した。インド人のパワンにとっては、近くて遠い国パキスタン。国境では警備隊に捕まり、パキスタン国内ではスパイに間違われて警察に追われる波乱万丈の二人旅。
果たしてパワンは無事にシャヒーダーを母親の元へ送り届けることができるのか?
そこには、思いもよらなかった奇跡が待っていた…

何人もの人から熱烈に
「絶対に観たらいいよ!!」
「とってもおすすめよ!!」と。
さらに音楽がいいし、映像も壮大なスケール感があるから映画館で観たらいいよ~。
今ならリバイバル上映しているからと
激熱にいわれて観てきました。
2時間39分と、ちと長いのですが…。

物語の背景にあるインドVSパキスタン。
ヒンドゥー教VSイスラム教。
この対立があっての物語の進展に
ところどころにそんなことでと
違和感を感じてしまいますが、
これが今なお世界中で起こっている紛争の根っこなんですよね。
主人公の時には融通が利かないほどの正直で、お人好しのキャラクターと、
可愛いすぎる迷子になった女の子のコンビが起こす珍道中にすっかり魅了され、
最後に起きる奇跡のような結末に安堵します。
この映画のように人間愛でつながろうよ。
もうくだらない対立はいらないよ。
そして世界がこうあって欲しいと
願う気持ちで一杯になりました。
リバイバル上映、まだ間に合うかな?
おすすめの作品です。




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