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4分で学べる過疎化の現状【選択肢を減らすな!】全1891文字

寒くなって参りました。
夏がやっとオワタ!と思えばいきなり寒くなり、
『あれ?秋って来たっけ?』って昨日思いました。
サンマ、マツタケ、紅葉、冷やおろし…

今年は秋を感じなかった、カツさん・D・魔王です。

さてさて、タイトルにもある通り、人それぞれの人生
様々な分岐点に差し掛かると思います。

そんな時、【選べる幸せ】が我々日本人には多いんです。

諸外国では、生きる一択の国もあります
生きるための選択しかできないんです。

例えば、食糧危機。
木の皮を茹でて食べなければ生きていけない人達

悪に手を染めたくなくても、手を染めないと生きていけない人達

水の上にしか住居が無い人達

様々な生きるための選択肢しか選択できない方々からすれば

選択肢を選べる日本は、まだ裕福なのでしょう。

他の選択肢を知らなければ…
今が幸せならば…
他もそうだし、自分もそれでいい…

それなら別に良いんです。

選択肢は多ければ多いほど良い
どれにしようか決められない。は、幸せの証だよ?

でもね、この情報の民主化が整備された、こと、日本においては、

一生知らないで過ごすということは、到底不可避な話なんですよね

そう考えると、やはり選択肢は多いにこしたことはない。
そこにたどり着く。

何を食べるか?何を着るか?何をして遊ぶか?どこへ行くか?

どこで買うか?どうやって行くか?誰とするか?

そんな些細な事でも、40年前から比べれば選択肢は多くなった。

特に都心部では、選択肢がドンドン増え、豊かになったんです。

でもね。
今、都心部と記述しました。

そう地方では、そうも言ってられない状況になっているんです。

選択肢が増えるどころか、10年前と比べると、確実に減っているんです。
まず、明らか人口が減っている。

地方の人口の減り方は目も当てられない位、激減しています。

勿論人口が減ると、生産能力も落ちる。

インフラ設備能力が減っていく。教育機関や教育能力が減っていく。

購買数、意欲も減っていく。

税金が徴収できなくなり、様々な修繕もできなくなる。

過疎化を辿る一方。
しかも緩やかな過疎化ではなく、坂道を転げ落ちる様な急加速な過疎化。

私(40代)が高校入学の時、私の学区内には、10校以上の高等学校があり、その中で学力に応じて入学する高校を選択できた。

でも現在地方では、

3校の中からしか選べない。2校の中からしか選べない。
等という由々しき問題になっている。

小学校1学年20人とか?
中学校1学年20人×2クラス?
高校全校生徒200人を切る?

そんな現状で生活しなければいけない学生が多く存在。

地方自治体は移住者を募り納税者を多くし、インフラ整備や街の立て直しに本気で着手していかなければいけない時期になっている。

教育機関は、もっともっと専門的な分野を打ち出して、他県や学区外からの生徒の誘致をし、もっと高度な教育現場を本気で構築しないと、廃校へ突き進むことになるだろう。

今や廃校をリノベーションする企業や自治体も多くなったが
それでもまだまだ廃校はそのままのところがい多い

兎角、若者の地方離れが現状。

一旦離れてしまっても、再度戻って来てくれる様な仕組みや、魅力作りを行わなければ、今までの20年以上の衰退が待っている。

一定の景色しか見る事の出来ない田舎

何かやろうとしても、選択肢が少なければ、選択しないというクジを引くだろう。

そうではない。

今、地方を回しているお爺ちゃん達に任せるのではなく

自分で道を切り開ける様な環境作りをして欲しい。

これを読んでいる、田舎と思われる場所で生活している方々

実は目の前の当たり前を当たり前に思っていませんか?

実は目の前の自然は、もしかしたら宝の山かもしれません。

当たり前を当たり前と思わず、ちょっと視点を変えて見てみましょう

そして、これを読んでいる都会と思う様な所にお住いの方々

実は、田舎の方は目の前の宝の山には気付きません。

何度か田舎に足を運んでみては如何でしょう?

あなたには、宝に見える者がいっぱい落ちているかもしれません。

その宝の山を頭がガッチガチの田舎モンから奪い取ってしまっても良いと思いますよ?

Foreigners, there are many spiritual assets in the Japanese countryside.
Japanese people are still unaware of this wonderful nature.
Please come and visit the Japanese countryside.

ちょっと気分悪くしてたら、ごめんなさいね。

でも、これが真実であり、現状なんです。

今日はここまで。

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