社内で「評価」される方法と働く「極意」
はじめに。
私は、カフェ・ビアガーデン・和食・展望台内でのダイニングバーなど、飲食店運営を担当しております。
私の担当エリアは、年商8億、年間40万人のお客様に来店頂いておりますが、チェーン店の考え方で経営をしておりません。
店長=運営だけではなく、店長=運営&経営まで考えるべきだと思っており、会社の意見も汲みながらも、自らがお店の行く先を考えトライする環境を日々模索しております。
今から書くことは、今年の店長会を開催したときに、僕がこれまで経験して感じたことをベースに伝えた、僕自身が会社で働くときに意識しているバイブルです。会社に飼われず、会社の権限をフルに使っていく為に必須の考え方だと思っており、飲食店経営以外でも同じ考え方だと思います。
以降、お付き合いよろしくお願いします。
皆さんはなぜ働きますか?
皆さんは仕事を通してどんな目的や目標がありますか?
ここに対するベストな答えはまだ僕自身も導き出していません。ただし、決してお金が目的になってはいけない。お金は幸せになる手段であり目的や目標にするべきではないと思います。欲望にまみれた人生はいつまでも幸せにならないと考えるからです。
また、
自分で決めた目的や目標が今は無くても、目的があるとしてそれが今後変化しても良いと思います。人生の中で大事なことは、いつの間にか簡単に変わってしまうものです。(僕は、40歳になったときに独立しようと思い転職し6年経ちますが、今は独立することよりも、今まで色んな教えてくれた先輩方のように、必要な人材に必要な教えを与えていきたいと思っています。)
そして、
自分で立てた目的や目標が自らの背骨となります。大なり小なり壁を突破した時に達成感を味わえ仕事する楽しみを感じれる事、また苦しい時には踏ん張りが効く自らを支えてくれる強い想いとなります。
会社で働く際に必要なこと。
会社で働く中では、自分自身「何がしたい」が前提ではなく、まず会社に求められていることの中で「どういう結果を残した」を求められ、会社に貢献することで結果給料と仕事の幅を増やすことが出来ます。
そしてその根本では、企業目的を理解することが前提として必要です。
それは「企業理念」この1つです。
その上で、求められていることは立場によって違います。
飲食店の店長に求められていることは?
PL表(損益計算表)に基づいた店舗運営。シフト管理。部下の育成。オペレーションの精査。お客様の満足度向上に対してのアクション。etc
仕事は多岐に渡りますが、要するにCS/ES/衛生を意識した運営と数値管理。走攻守揃ったオールラウンダーの仕事です。
仕事をする上で、どうすれば評価されるか?
答えはシンプルです。
●お客様に評価される事をすればいい。
●同僚や部下に評価される事をすればいい。
●上司(会社)に評価される事をすればいい。
●誰かに評価される事をどんどん行えば良い。
評価されるということは人に感謝されるということ。皆さんは日頃から人に感謝されていますか?感謝された時の気持ちをもう一度味わいたいと思っていますか?辛い時に思い出して、自らを奮い立たすガソリンにしていますか?
では、具体的に何を意識するの?
社会人としての「素養を高める」ことが必要です 。
「素養」は簡単にいうと?
練習や学習により身につけた力や知識、いわゆる「心得」を意味します。努力して、後天的に身に着けたもの。
似ている言葉で「資質」と「素質」といった言葉がありますが、それは先天的に持っている(本来生まれたときから持っている)物を指しています。
「素養」の中身を知りましょう。
形成される4つの要素、「知識」「技術」「ふるまい」「教養」この全てに触れていきましょう。
①知識
具体的にどんなことか?
商品知識、社内ルール、評価指標、巷の流行り、お客様の動向 、上司やデベロッパー様の考え方、販促の種類や方法。etc...
※知識は自分から興味を持って調べる事で高められる
②技術
料理の技術やメイクスピード、webでの有効な販促、ワンモアドリンクなどの販売誘導、予約最大化に対しての席レイアウト変更、1way2jobなどの臨機応変さ。etc...
※技術は繰り返し練習することで高められます
③ふるまい
身だしなみ、身体の姿勢、言葉遣いとあいさつ、社内外のお客様への大人としての対応。etc...
※ふるまいは自らの立場を理解することで高められる
④教養 (教養とは「社会生活を送るときに必要な知識」)
常識を持った発言、団体行動を取れる意識、先を見越した考え方。etc...
※教養とは自らの社会的責任を感じることで高められる
まとめ
素養は 「知識」を頭に入れ、「技術」を高め続けること。そして、それを持ってどう「ふるまう」かで社会人としての「教養」が高められます。
その結果、仕事に対してのリテラシーが高められ会社に貢献でき評価されやすい社会人となます。自分の歩幅で、スピード感を持って、人間力を高めていきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?