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30日連続更新達成したよ、の話。

多分昨日で、連続更新セルフチャレンジを30日達成していたらしく、noteを開くとバッジ獲得のお知らせが入っていた。

ひとつ前の記事にも書いたけれど、連続更新を何となく気分で始めて見て、続かなければそれはそれでいいや~とか当初は言っていたのに始めたら始めたで何だか続けなければ「いけない」という自分へのプレッシャーをかけていたらしい。私はそうでもしないとおそらく書けないというか書かない人間だと思う。追い込まれないと動けない。それを改善したいのだけれど必死さというか切迫感というか、ともかく欠けているものが多い。それはさておき、自分で無意識にプレッシャーをかけた結果、飽き性で三日坊主常習犯の私が30日連続更新というものを達成できたことは嬉しい……よりも(ああ……ねえ……)という形容しがたい気持ちが勝っているということに、一日経って気付いた。

ほんとのところは昨日も気付いていたんだけど。

連続更新を始めたばかりの頃は、色んなものを多角的に見る機会だ!とかこれを機に心に余裕を持って半径1メートル程度の世界をじっくり眺めてみよう!とか柄にもなく(私にしては)崇高な理想を胸に抱いていた。いいねを押してもらえることも嬉しかったし、読んでくれる人がいることが何より嬉しかった。毎日更新しているといいことがあるもんだなあとか思っていた。

ところが連続更新が続いてくると、そんなに毎日色々なものについて深読みしたり深堀したりしながらそれをアウトプットするということが非常に難しいことを思い知る破目になった。正確に言うと、思い出した。

毎日毎日、仕事以外の余暇時間は家事と睡眠に追われている。自室は散らかりまくっている。私の頭の中みたいだ。朝ごはんを食べながら夕ごはんの献立を考えている。よく世の母君方が言う台詞を米と一緒に噛みしめて、何で私はこんなことをしているのかと、遠い目をしながら洗濯物を干す。真面目に言うけどこれを毎日した上で手帳時間とか自由時間とか勉強時間とか、捻出した方々って既に時間使いの達人ではないのだろうか。SNSで発信している方は何なの?超人?共有することで、プラスのエネルギーが生まれるのは体感済みだからわかるのだけれど、如何せん私は時間がうまく操れないのだ。

時間泥棒に盗まれてるの?モモなの?

こういうことを書くと、自分の中で脳内会議が即座に開かれて「それはお前の時間の使い方が下手なだけだ」とか「ゲームにログインしてログインボーナス貰ってるからだろ」とか「体力付けろ」とか「スマホを控えろ」とか円卓を囲んで長谷川さんが複数名で語り始める。

長谷川さんて誰やねん!と思われた方に説明すると、銀魂(空知英秋著・ジャンプコミック全77巻)に登場するマダオ(まるでだめなおっさん)だ。アニメの中の人は、エヴァンゲリオンにてお馴染み、碇ゲンドウと同じく立木さんである。シリアスかギャグかの違いだけで、長谷川さんもゲンドウもマダオだと思う。

脳内会議は結論も出ず、毎度私の手により「そんなんわかってるわ!」の一言で途中打ち切りになるが、書いて仕事を得たいとか言っている人間としては本当に時間の使い方について考え直さねばと思った一カ月。毎日更新は今後も続く範囲で続けていこうと思っているが、迷いもある。毎日更新していても内容がない。そんな記事意味ってあるの?同じ内容を毎日あたかもまったく違う記事ですよというていで書き上げられる文章力があれば、それはそれで面白いと思う。同じ起承転結で登場人物も同じなのに31日間毎日違う桃太郎とか、面白くないか。

しかし私は31日どころか同じ設定で異なるアナザー桃太郎を31日どころか3日続けて書ける自信もない。10日に一回なら、頑張れば書ける気はする。そうすると、更新はだいたい月に3回。1年36回。それなりの数のアナザー桃太郎だな。

多角的なものの見方をするには、私は未熟で、アウトプットすることも下手くそで、引きだしの少なさを痛感した30日間。

次の30日はどうなるのだろう。インプットをもっとしたいな。

そう思いながらも未だに連続更新にゆるくしがみ付いているのは、文章力も構成力も発想力も修行中の自分が唯一「できた」と言えることだからだろうか。それともしがみ付かねば「書かない」と思っているからだろうか。

何にしても書いていきたい気持ちが薄れなかったことが幸いである。


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