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仕事終わりテレビつけたらサザコーヒーの特集をしていて思わず食い入るように見た
僕はコーヒーが好きだ。大好きだ。愛してる。ブラックはもちろん、ミルクを入れたものもだ。
そうは言えども本格的デビューは片手で数えられる年ほどの浅いもので、それまではブラックはおろかミルクや砂糖が入ったものですら苦手だったのだ。それが何故飲めるようになったのか。
めっちゃ濃~い黒ウーロン茶だと思って飲んでみ?
それは、当時の職場の先輩の一言だ。
その言葉を信じ、休憩中に自販機で缶コーヒーのブラックを買って飲んでみると、まさか、本当に濃くて苦いお茶のように感じたのである。その時飲んだメーカーは忘れてしまったが、きっと純粋なコーヒーというよりも香料等が含まれてたせいかもしれない。今思えばそんなわけはないのだけど。いや、もしかするとコーヒーとお茶には味覚をデータ化すると似ている部分があるのかも?
そいうわけで「ブラックコーヒー」という大人過ぎる飲み物を「お茶」として感じることができた僕は俄然、味覚の親近感を覚えたのだ。
それからというもの僕はコーヒーファンになっていった。
コーヒーが元になる飲み物はたくさんある。
カフェラテ、カフェオレ、カプチーノ、マキアート、ウインナーコーヒーetc...
知った時まさかとは思ったが、リキュールだってある。
(カフェラテとカフェオレはどちらもコーヒー牛乳という意味では同じだが正確には違う)
そんな奥の深い飲み物を高いクオリティで提供しているのが「サザコーヒー」だ。業界ではかなり有名らしい。「らしい」という文脈からお分かりかと思うが今日初めてサザコーヒーを知った。
コーヒー好きになった歴史は浅くても貪欲に知識を吸収してきたつもりだし資格も取得したというちょっとした自信があった為、少し悔しくて恥ずかしい気分になった。
サザコーヒーは、茨城県内に10店舗を展開。事業開始からなんと50周年という相当な老舗。主な商品はサザブレンド、徳川将軍珈琲、パナマ・ゲイシャ。老舗で美味しいだけあって茨城県内の飲食店にはサザコーヒーの豆を使用したお店は多く、顧客もそれを求めている。メニューにサザコーヒーブレンド、とわざわざ書くほど。絶大なる人気で他府県から来るリピーターも多い。「よくベンツが欲しいと言うじゃないですか、それがうちは焙煎機だったんです(社長談)」
ほぇ~。すごいなぁ。。。ゲイシャメインなんだ。。。(note書きながら)
ゲイシャとは簡単に言うとコーヒーの中でもひと際味と香りがダントツなもの。華やかなフレーバーはスーパーに置いているコーヒーとは全く違うと興味のない人ですら分かる。はず。
村上龍が言っていた。
茨城の人たちは幸福だ
サザによって本物のコーヒーを知った
確かに。
少し前からコーヒーがブームになって、そこにインスタが加わって、所謂映える見た目のカップやトッピングのメニューがマシンガン的にあちこちで打ち出され味覚は置いてけぼりにされている感が否めない。
インスタ映え写真を見ていつも思う。味はダウンロード出来ないのに、と。これじゃあダウンロードした気になっちゃうな、と。インスタ映え商品を否定する気はないし僕も相方に連れられて行く。割とウキウキしながら。ただ、映えありきなのはなんだかなぁと。めんどくさいですね、はい。
そんな中でも目先の徳を取らずにファンへのホスピタリティで良いと思うものを突き詰めていく姿勢はさすが老舗だと思う。
いつか行ってみたい。
コーヒー業界にはこんな言葉がある。
From Seed to Cup ~種からカップまで~
種からカップまで、味に責任をもってコーヒーを提供しているサザコーヒーは素晴らしい。
まとめ。
・ブラックコーヒー苦手な人は濃い黒ウーロン茶だと思って飲んでみてほしい
・ブラックだけがコーヒーではないので美味しいと思える飲み方で飲んでほしい
・インタビューを受けるサザコーヒー社長はとてもかっこよかった
・「味はダウンロードできない」を推していきたい
・美味しいコーヒーはどんな時もあなたに寄り添ってくれる
・22時過ぎから書き始めて途中ガイアの夜明けを食い入るように見て、現在24時29分テレビの時間を省いてもここまでで約1700文字書くのに大体一時間半。
・やはり好きなものを書くと筆が進む
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