パ・リーグの先発投手をまとめる(4月12日終了時点)
こんにちは!かったーです!
ペナントレースが開幕して約3週間が経ち、各リーグ対戦カードが1回りしました。
開幕ダッシュに成功した球団・もがき苦しんでいる球団などいろんなチーム状況がありますが、個人的に気になっているのがパ・リーグの投手力の高さです。
そこで今回はパ・リーグ6球団の先発投手の成績をまとめていきたいと思います。
4月12日終了時点の個人成績をまとめていくので、「この選手がこんな成績を残してるんだあ」と知ってもらえれば幸いです。
またパ・リーグの先発投手のレベルの高さを数字で感じることができると思います。
成績はこちらを参考にしています↓
オリックス・バファローズ
チーム成績
先発防御率:3.20(4位)
QS率:53.33%(4位)
個人成績
宮城大弥:3先発 16.2回 防御率6.48 0勝2敗 WHIP1.44 1QS
山本由伸:3先発 22回 防御率0.82 3勝0敗 WHIP1.14 3QS
山﨑福也:2先発 12.1回 防御率2.19 0勝1敗 WHIP0.89 1QS
山岡泰輔:2先発 13.2回 防御率1.32 1勝1敗 WHIP0.80 1QS
田嶋大樹:2先発 12.2回 防御率0.71 0勝0敗 WHIP1.03 2QS
山﨑颯一郎:2先発 8.2回 防御率9.35 0勝1敗 WHIP1.73 0QS
バルガス:1先発 5回 防御率5.40 0勝1敗 WHIP2.00 0QS
オリックスはやはり山本由伸選手の活躍が凄まじいです。
前回登板の4月9日のロッテ戦では自己ワーストの6四死球を与えており、本調子とは程遠い状態でしたが7回2失点にまとめており、昨年から続いている自身の連勝を18にまで伸ばしています。
1つ気がかりなのは宮城大弥選手の状態です。
昨年新人王を獲得しオリックスの優勝に大きく貢献した選手ですが、ここまでは苦しい結果が続いています。
複数年活躍し続ける難しさにこのままはまってしまうのか注目していきたいですね。
千葉ロッテマリーンズ
チーム成績
先発防御率:1.13(1位)
QS率:85.71%(1位)
個人成績
石川歩:3先発 23回 防御率0.00 2勝0敗 WHIP0.52 3QS
佐々木朗希:3先発 23回 防御率1.57 2勝0敗 WHIP0.39 3QS
ロメロ:3先発 20回 防御率0.45 1勝0敗 WHIP0.60 3QS
小島和哉:2先発 13回 防御率2.08 0勝1敗 WHIP1.15 2QS
美馬学:1先発 5回 防御率3.60 0勝1敗 WHIP1.20 0QS
二木康太:1先発 7回 防御率0.00 1勝0敗 WHIP0.86 1QS
本前郁也:1先発 5回 防御率3.60 0勝0敗 WHIP1.40 0QS
ロッテは以前にこちらの記事でまとめているので良ければご覧ください↓
東北楽天ゴールデンイーグルス
チーム成績
先発防御率:2.08(2位)
QS率:81.82%(2位)
個人成績
岸孝之:2先発 13回 防御率2.08 1勝0敗 WHIP1.00 2QS
涌井秀章:2先発 11回 防御率3.27 1勝1敗 WHIP1.09 1QS
田中将大:2先発 14回 防御率1.93 2勝0敗 WHIP0.93 2QS
早川隆久:2先発 14回 防御率0.64 2勝0敗 WHIP0.57 2QS
瀧中瞭太:2先発 12回 防御率1.50 0勝0敗 WHIP1.25 2QS
則本昂大:1先発 5.1回 防御率5.06 0勝1敗 WHIP0.94 0QS
楽天は開幕投手を務めた則本昂大選手が陽性判定を受けて離脱するアクシデントがありましたが、日本球界復帰2年目の田中将大選手・早川隆久選手を筆頭に安定感のあるローテを組めています。
昨年は無援護に苦しんだ田中選手ですが、今年はここまでの2登板では勝ち星にも恵まれています。
田中選手に勝ちがつけばチームとして盛り上がると思うので、今後も打線の援護に期待したいです。
福岡ソフトバンクホークス
チーム成績
先発防御率:2.20(3位)
QS率:57.14%(3位)
個人成績
千賀滉大:3先発 22回 防御率0.82 2勝0敗 WHIP0.95 3QS
東浜巨:2先発 13.2回 防御率1.32 1勝0敗 WHIP0.59 2QS
和田毅:2先発 10.2回 防御率1.69 0勝0敗 WHIP1.22 0QS
石川柊太:2先発 8回 防御率2.25 0勝0敗 WHIP1.00 1QS
大関友久:2先発 11回 防御率4.09 1勝1敗 WHIP1.27 1QS
レイ:1先発 6.2回 防御率4.05 1勝0敗 WHIP0.90 1QS
杉山一樹:1先発 4.1回 防御率8.31 0勝0敗 WHIP1.38 0QS
田上奏大:1先発 5.2回 防御率0.00 0勝0敗 WHIP0.53 0QS
ソフトバンクは千賀滉大選手・東浜巨選手の安定感が際立ちますが、石川柊太選手にアクシデントがあり、登録抹消されています。
右足首のコンディション不良だそうですが、報道を見る限りそこまで重症ではないようです。
強力な救援陣が控えているので、和田毅選手のようなベテランであったり、田上奏大選手のような若手を使いやすい環境にあり、誰かが離脱しても誰かが埋めてくれる期待感があります。
現在チーム状況が良いので、この間に強固な先発ローテを固め切って”王者ソフトバンク”の復活を期待したいです。
北海道日本ハムファイターズ
チーム成績
先発防御率:3.79(6位)
QS率:33.33%(5位)
個人成績
加藤貴之:3先発 20回 防御率3.15 1勝1敗 WHIP0.85 2QS
上沢直之:3先発 18回 防御率3.00 0勝2敗 WHIP1.17 0QS
伊藤大海:2先発 14回 防御率3.21 0勝2敗 WHIP1.14 2QS
河野竜生:2先発 11回 防御率9.00 0勝2敗 WHIP1.73 1QS
立野和明:1先発 5回 防御率3.60 1勝0敗 WHIP1.20 0QS
根本悠楓:1先発 4.2回 防御率1.93 0勝1敗 WHIP1.93 0QS
日本ハムは北山亘基選手・堀瑞輝選手ら中継ぎメインの選手はピックアップしていません。
開幕後も何かと注目されている新庄ビッグボスですが、先発投手について先日このようなコメントを残しています。
この”中4日ローテ”に対してSNS上で賛否両論巻き起こっていますが、どちらかというと否定的な声が大きいように感じます。
実際に4月10日の楽天戦で上沢直之選手を中4日で先発させており、5回97球で交代させています。
詳しくはどこかで記事にするつもりですが、この”中4日ローテ”に関して否定的な感想を私は持っています。
ただ常識を疑っていくことは非常に大切なことだと思っているので、新庄ビッグボスの姿勢や行動はかなり尊敬しています。
成功するか失敗するかは分かりませんが注目し続けるつもりです。
埼玉西武ライオンズ
チーム成績
先発防御率:3.66(5位)
QS率:26.67%(6位)
個人成績
髙橋光成:3先発 19回 防御率3.32 0勝2敗 WHIP1.11 2QS
隅田知一郎:3先発 18.2回 防御率0.96 1勝1敗 WHIP0.86 2QS
佐藤隼輔:3先発 13回 防御率4.15 1勝2敗 WHIP1.46 0QS
渡邉勇太朗:2先発 8.1回 防御率7.56 0勝1敗 WHIP2.16 0QS
松本航:2先発 10.2回 防御率5.91 1勝1敗 WHIP1.31 0QS
與座海人:1先発 4回 防御率6.75 0勝1敗 WHIP1.75 0QS
エンス:1先発 5回 防御率0.00 1勝0敗 WHIP1.00 0QS
西武は現時点でQS率がパ・リーグ最下位と先発陣で苦しんでいます。
開幕前に今井達也選手が右内転筋の張りで離脱しており、ローテ投手を1枚欠いた状態でスタートしています。
(今井選手は4月8日のイースタンリーグ巨人戦に登板し、2回を無失点で抑えています。)
ドラフト1位の隅田知一郎選手・ドラフト2位の佐藤隼輔選手がローテ入りし昨年の課題であった左投手に関しては、少しずつ光が見えてきています。
特に隅田選手は4球団競合のドラフト1位に相応しい投球をここまでは見せています。
ただ軸として期待されている髙橋光成選手・松本航選手がピリッとしていないのが誤算でしょう。
この2人に今井達也選手を加えた3人が柱として活躍できないとこのまま投手陣が崩壊してしまう可能性もあります。
最後に
4月12日終了時点でのパ・リーグ先発投手の成績をまとめてきました。
各球団に素晴らしい先発投手が控えており、パ・リーグ全体の”投高打低”傾向も頷けます。
今後も定期的に先発投手をまとめていくので、成績の移り変わりを楽しんでいってください。
セ・リーグ編も投稿予定なので、そちらの方もよろしくお願いします。
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ありがとうございました。
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