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5章 マーケティングプランオブジェクティブ  068. MPO 3つの注意点


  • MPOは必ず企業のミッションとビジョンに沿って立てられる必要がある。

  • MPOの設定時は全社・事業・商品群・商品レベルという4つの階層を意識する。

  • MPOの達成、成功、失敗の測定にはKPI(Key Performance Indicator)が用いられる。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、製品から旗印を考えてみよう、というテーマについて述べた。また、なにをマーケティングプランのオブジェクティブ(MPO)に据えたらよいか、という点について具体例を挙げて説明した。

今回は、MPO設定時の3つの注意点について述べたい。

これまで数回に渡ってMPOの重要性を説明してきた。

要約すると、MPOとは「人々の旗印として掲げるもの」である。MPOは社内外共通である。

MPOとなり得るものは基本的には2つしかない。

ひとつは社会をより良くするもの。もうひとつはもう少し絞り込んで、あなたがターゲットとする顧客への価値提供である(顧客の課題解決も含む)。つまり、あなたのMPOも社会的便益の追求か顧客価値の追求どちらかを具現化したもの、ということになる。

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