10章 マーケティング戦略 122. 戦術およびアクションプランの必要性
6つのマーケティング戦略すべてに戦術とアクションプランを準備する必要はなく、必要がある場合に限り作成すればよい。
ターゲティング戦略とポジショニング戦略という2つの大戦略については、具現化する4つの小戦略が存在するため、戦術やアクションプランは不要であることがほとんど。
戦術が必要な場合、その具体化策としてKPIとともにアクションプランも合わせて考えなければならない。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、戦術の5W1H、というテーマについて述べた。
今回は、戦術およびアクションプランの必要性、というテーマについて述べたい。
前話で、マーケティング戦略を遂行するための戦術、その戦術を支えるアクションプランについて説明した。理論上はそれぞれの戦略に対して、最大で3つの戦術、それぞれの戦術に対して最大で3つのアクションプランが必要とされる。
となると、そのプロセスも煩雑なものになりうる。しかし、実務上はすべての戦略に対して複数の戦術、アクションプランをつくらなければならないものでもない。
実際にどの程度戦術の立案やアクションプランの設定が必要とされるか、という点について見てみよう。
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