5章 マーケティングプランオブジェクティブ 066. 課題を解決することから始める
MPOの設定は顧客への価値提供の視点だけでなく顧客の課題を解決するという視点で考えてみるとよい。
人間の欲望には際限がないため、人間が存在している限りこの世から課題はなくならない。
MPOを決める際には目的 → 手段という順番にこだわりすぎず、手段 → 目的の順でも考えてみる。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、MPOを設定するにあたって意識すべき、ミッションとビジョンについて述べた。
今回は、顧客の課題を解決する、というテーマについて述べたい。
これまで数回に渡ってマーケティングプランのオブジェクティブ(MPO)の重要性を説明してきた。
要約すると、MPOとは人々の旗印として掲げるものである。MPOは社内外共通である。MPOとなり得るものは基本的には2つしかない。
ひとつは社会をより良くするもの。もうひとつはもう少し絞り込んで、あなたがターゲットとする顧客への価値提供である。つまり、あなたのMPOも社会的便益か顧客価値の追求どちらかを具現化したもの、ということになる。
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