見出し画像

9章 フレームワーク4P  116. 顧客になにを伝えるべきか


  • キーメッセージは、「キーメッセージに始まり、キーメッセージに終わる」、といってもよいぐらい大々的に主張すべき事柄。

  • 良いキーメッセージはシンプルで要点をついていてかつ口ずさみやすくキャッチー。

  • ターゲット顧客に伝えるべき事柄は、必ずしも製品の表の話にとどまらず、製品の裏側にある物語を伝えることをお勧めしたい。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、販促戦略における「どこ(Where)」と「どのように(How)」にかかわる、プル(Pull)戦略とプッシュ(Push)戦略について述べた。

今回は、顧客になにを伝えるべきか、というテーマについて述べたい。

販促戦略を考える際には、5W1Hから「なぜ(Why)」を除いた4W1Hを検討する必要がある。

これまで、「いつ(When)」にかかわるカスタマージャーニー(customer journey)、「どこ(Where)」と「どのように(How)」にかかわるプル戦略、プッシュ戦略について説明した。

「なぜ(Why)」については顧客に価値を知ってもらう、感じてもらうためということが明らかなため検討は不要である。

ここから先は

3,425字
この記事のみ ¥ 480

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?