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2章 マーケティングの課題 032. 日本におけるマーケティング部門の現状
通常、マーケティングのプロセスと機能はUpstream marketing、Downstream marketingとに分けられる。
日本では多くの企業で経営者によるマーケティングの理解が進んでいないため本来必要な組織がつくられていない。
マーケティング部門は全体を統括する権限をもち、全体を包括したストーリーづくりと実行を担うべき。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、米国式マーケティングと日本式マーケティングの違い、というテーマについて述べた。
今回は、日本におけるマーケティング組織の現状、というテーマについて述べたい。
これまでも繰り返し述べているとおり、マーケティングのプロセスは「ターゲットへ価値を届けるため、仮説を描き(想像)、ストーリーとして形づくり(構想)、そのストーリーを実行すること(創出)」である。
この定義からは、マーケティング担当部門は会社全体へ影響力をもつ部署であり、会社や事業の方向性を決める権限を与えられているのが理想だろう。
言い換えれば、組織の頭脳であり、組織を動かすエンジンでもある。
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