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3章 マーケティングスキル  044. ハードスキル⑥ 構想力


  • 構想力:想像段階で拡散した様々なアイデアを取捨選択し、その形を整え、アイデアを目に見えるまとまったカタチにしていく能力。

  • 想像力がアイデアを生み出す能力であるのに対し、構想力はロジックをつくり出す能力。

  • マーケティングには論理性が必須中の必須でありマーケティングを学んでいけば同時に論理性を学ぶことができる。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、マーケティングプロセスで必要な3つのスキル、想像力・構想力・創出力のうち、想像力について述べた。

今回は、2つ目の構想力について述べたい。

前話の想像力とは、「過去・現在・未来のことを頭の中で思い描く力」のことであった。誰も想像しないようなできるだけ多くのアイデアの数々を思い描くことができるか。どれだけ質の高いアイデアを出すことができるか、が求められる。

一方で構想力とは、「散らばったアイデアをまとめあげる能力」を指す。想像力と同じくハードスキルに分類される。想像段階で拡散した様々なアイデアを取捨選択し、その形を整え、アイデアを目に見えるまとまったカタチにしていく能力である。

マーケティングのプロセスは「ターゲットへ価値を届けるため、仮説を描き(想像)、ストーリーとして形づくり(構想)、そのストーリーを実行すること(創出)」である。

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