9章 フレームワーク4P 111. 価格変更
理論上、需要が供給よりも高ければ価格は高くなり、需要が供給よりも低ければ価格は低くなる。
値上げによる顧客離れ、値下げによるブランドイメージの低下というように値上げ、値下げともにリスクがある。
コアターゲットが値上げを許容するのか、値下げを必要としているのか、値上げや値下げによりいまあるポジショニングを維持できるのか、という観点から価格変更が検討される必要。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、4Pフレームワークの2つ目のP、価格戦略(Price)の概要について述べた。
今回は、価格変更について述べたい。
価格設定を一度行えば、その後は価格についてなにもしなくてよいというわけではない。状況に応じて価格を変更する必要が出てくる。
国際情勢による原材料価格の高騰や、円安と円高という為替相場の変動に伴い、価格の変更を実施するのが価格変更の典型例である。
本稿は日本の製造業の海外展開推進を主目的に制作している。海外へ展開しようとすれば必ずや国際情勢の影響を受ける。
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