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8章 フレームワークSTP  090. ターゲティング


  • ターゲティング:セグメンテーションで細分化した顧客グループのうち自社が狙うべきコアターゲットを特定すること。

  • ターゲット戦略により、誰にアプローチし、逆に誰にアプローチしないという決定をする。

  • コアターゲットに対しメッセージング、的確な打ち手を出していくことで、高い効率を得ることができる。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、セグメンテーションにおける注意点について述べた。

今回は、STPの2つ目、ターゲティングについて述べたい。

STPフレームワークは、「顧客をタイプ別に切り分け、コアターゲットを明確にし自社の最適なポジショニングを導き出すこと」を目的としている。

STPのうち、1つ目のS、セグメンテーション(Segmentation)だけは分析用フレームワークであり、顧客の分析のために用いられる。

一方、2つ目のT、ターゲティング(Targeting)、最後のP、ポジショニング(Positioning)は戦略策定のためのフレームワークである。Tではターゲティング戦略、Pではポジショニング戦略という2つの戦略を策定する。

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