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4章 マーケティング序論  055. BtoBマーケティングとBtoCマーケティング


  • BtoBは企業対企業、BtoCは企業対個人を想定している。

  • BtoBのほうが複数のメンバーが参加するため意思決定プロセスが複雑。

  • BtoBではDMU(Decision Making Unit)を明らかにしたり、インフルエンサーマッピングを描くことが必要となる場合も少なくない。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、ものごとの本質とは、というテーマについて述べた。

今回は、BtoBマーケティングとBtoCマーケティング、というテーマについて述べたい。

あなたはBtoBマーケティングやBtoCマーケティングという言葉を耳にしたことがあるだろうか。

BtoBはBusiness to Businessの頭文字をとったもので、企業対企業、つまり法人や組織などの団体を顧客として想定している。一方の、BtoCはBusiness to Customerの頭文字をとったもので、企業対個人、つまり個人を顧客として想定している。

この2つの言葉は対比した概念として本稿でも度々登場するため、頭に入れておいてほしい。あなたが所属している業界の顧客が法人や組織などの団体なのか、それとも個人なのかによっていくつかの違い、考慮しなければならないポイントがある。

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