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4章 マーケティング序論  052. いまもマーケットは満たされていない


  • モノが溢れている世の中であっても人々は常に高い価値や異なる価値を探し求めている。

  • 満たされていないマーケットとは顧客の欲しいものが提供されていないマーケットを指す。

  • 顧客の気づいていない価値を充足したり、顧客の気づいていない課題を解決したりするチャンスはどこにでも転がっている。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、コトの時代がマーケティングの必要性を増大する、というテーマについて述べた。

今回は、いまもマーケットは満たされていない、というテーマについて述べたい。

以前はいまほどモノを入手することが容易ではなかった。モノがいくらでもあったわけでもなかったし、いまのようなオンラインでの購入などは限られていた。

しかしその後、時は流れ世界は豊かになり、モノの入手が以前ほど困難ではなくなった。いまの時代はモノが市場に溢れるようになった。

モノが溢れるこの時代に、我々はいったいなにをすればよいのだろうか。

ターゲットとする顧客へ価値を届けるため、提供価値を最大化するために生み出されたのがマーケティングである。

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