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8章 フレームワークSTP  100. STPどれが大切か


  • ターゲティングとポジショニングは時間を掛けて努力したからといって、必ずしも良い答えが導き出せるというものでもない。

  • ターゲティング戦略とポジショニング戦略を決めることはマーケターにとって極めて重要かつ負荷のかかる仕事。

  • ターゲティング戦略とポジショニング戦略という2つの大戦略は「誰に」「なにを届けるか」という2つが合わさって1つのセット。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、リポジショニングについて述べた。

今回は、STPどれが大切か、というテーマについて述べたい。

これまでPEST分析 → SWOT分析 → 3C分析 → STP → 4Pと5つの必須フレームワークのうち4つのフレームワークについて見てきた。本章では、5つの必須フレームワークのなかでも肝となるSTPについて説明してきた。

ではSTP、すなわちセグメンテーション(Segmentation)・ターゲティング(Targeting)・ポジショニング(Positioning)の3つのうち、どれがもっとも大切なプロセスであろうか。

セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング、3つとも大切であることは間違いない。そしてそのどれも簡単なものではない。

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