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4章 マーケティング序論  056. 米国企業のマーケティング


  • 外国でもっともマーケティングが発達しているのはマーケティングが発明されたアメリカ。

  • アメリカ人マーケターから学べることは伝えることの大切さ、言ったもん勝ちという点。

  • 米国企業では本社が子会社のやることのすべてを決めるいわゆる中央集権的構造。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、BtoBマーケティングとBtoCマーケティング、というテーマについて述べた。

今回は、米国企業のマーケティングについて述べたい。

本稿は日本の製造業の海外展開推進を主目的に制作している。そのため、必然的に日本企業対外国企業というのが主な競争の構図となる。

兵法書『孫氏』を著した孫武の「敵を知り己を知れば百戦百勝危うからず」、という有名な言葉があるように、我々も競争相手である外国企業のマーケティングの手口を知っておく必要がある。

私の知る限り外国でもっともマーケティングが発達しているのは、やはりマーケティングが発明されたアメリカである。アメリカの企業のマーケティングを知ることで、我々に有利な戦い方をすべきだろう。

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