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7章 フレームワーク3C分析  079. 2つ目のC Competitor(競合)


  • 競合は同業界で似たような商品群や商品を扱う直接の競争相手にとどまらず、他業界からの新規参入なども分析の対象になる。

  • 競合のターゲット戦略とポジショニング戦略という2つの大戦略は極めて重要。

  • 自社、競合ともに同じ項目について情報の洗い出しを行う。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、4人目の顧客、というテーマについて述べた。

今回は3C分析の2つ目のC、Competitor(競合)について述べたい。

今回はどのような種類の情報を収集、分析すればよいか、という点に焦点を絞って話をする。どのようにして情報を収集すればよいかという方法論については次回詳説する。

3C分析の目的は、「顧客がなにを求め、なにに困っていて、競合他社がどのような活動を行っているか把握し、顧客に対し自社のみが提供できる価値や課題解決策を見つけ出すこと」。

つまり、自社の唯一無二のバリュープロポジション(value proposition、価値提案)、唯一無二のソリューション(solution、課題の解決策)を見つけ出すことである。

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