10章 マーケティング戦略 121. 戦術の5W1H
戦略は抽象度が高くただ掲げるだけでは、社内関係者や社外リソースの具体的な行動に繋げることができないため、その手段として戦術の立案が必要。
戦略 → 戦術 → アクションプランの順で具体化を進める。
戦術:戦略を遂行するための具体的な手段。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、戦略の一貫性というテーマについて述べた。
今回は、戦術の5W1H、というテーマについて述べたい。
5つの必須フレームワークを経て、STPにより「誰になにを届けるか」というターゲット戦略とポジショニング戦略という2つの大戦略、4Pから製品戦略・価格戦略・流通戦略・販促戦略という4つの小戦略、あわせて6つのマーケティング戦略を導き出すことができた。
戦略策定が終わったら、次に戦術の立案と、アクションプランの設定、さらにはヒト・モノ・カネ・時間というリソース(資源)の配分を行う。
今回はひとつ目の戦術の立案について説明する。
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