2章 マーケティングの課題 029. マーコムとタッチポイント
マーケティングコミュニケーション(マーコム)はマーケティングにおける顧客との双方向のコミュニケーションのことを指す。
タッチポイントとは製品、ロゴ、Website、社員など企業と顧客との接点を意味する。
様々なタッチポイントが誰に対してどのような効果をもたらすのかをマーコム戦略(販促戦略)に反映させていく必要がある。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーケティングとブランディングの関係、というテーマについて述べた。
今回は、マーコムとタッチポイント、というテーマについて述べたい。
これまで数回にわたり、混同されがちなマーケティングとブランディングの違い、その関係性について話をしてきた。
今回はブランディングに関連して、似て非なるものとしてマーケティングコミュニケーション、またタッチポイントという2つの概念について説明しようと思う。
生産競争から価値競争へ、モノづくりからコトづくりへ移行すると、顧客に価値を伝えること、もっと正確にいえば顧客に価値が伝わるようにすること、顧客に価値を正しく理解してもらうことが重要な要素となる。
ここでは2つのことが大切となる。1つ目はその製品の価値は顧客を基準に考えられているかという点。2つ目はその製品の価値を顧客が感じているかという点。
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