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10章 マーケティング戦略  123. リソース配分


  • 戦略策定、戦術立案の段階になると、定性的な情報だけでなく、数字を用いた定量的な情報も必須。

  • どのように配分することが最適かつ最大の効果を生むかという観点から、ヒト・モノ・カネ・時間にかかわる数字の配分を検討する。

  • 実際にヒト・モノ・カネ・時間の配分が算出されて初めて、地に足のついた現実的なマーケティングプランと呼べる。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、戦術およびアクションプランの必要性、というテーマについて述べた。

今回は、ヒト・モノ・カネ・時間というリソース配分をテーマに述べたい。

5つの必須フレームワークを経て、STPにより「誰になにを届けるか」というターゲット戦略とポジショニング戦略という2つの大戦略、4Pから製品戦略・価格戦略・流通戦略・販促戦略という4つの小戦略、あわせて6つのマーケティング戦略を導き出すことができた。

戦略策定が終わったら、次に戦術の立案と、アクションプランの設定、さらにはヒト・モノ・カネ・時間というリソース(資源)の配分を行う。

これまで数回にわたって戦略を遂行するための具体案である戦術、さらにその戦術を実現するためのアクションプランについて述べた。今回はその次のリソース配分について話を進めていく。

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