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疲れた日の漢方ごはん 田中友也。

田中友也大先輩の新刊です。


大先輩ですが干支は一回り下の辰です🤣

わたしが中医学の世界でお世話になってる人たちの多くは、通っていた「イスクラ中医薬研修塾」の先輩にあたる人たちが多いのですが、この人たちが凄いんです(語彙力)
次々に本を出版されまくってます📓📕📚

いま、世間のみなさんたちの興味が「セルフメディケーシュン」に向きつつあるというのもあるのでしょうけど。

中医学に基づいたお家での養生って、本当に未来の自分の助けになるものだと確信します。


回り回って、やっぱり、「食」 だと思うんです。
息するだけ通り越して、もはや歩いても体重増加してる私が言うのもなんですが、、、🙈
(まあ食べてるんでしょうね?)

それでも、諦めず、口にするものを厳選していくこと。
その上で、好きなものも「嗜好品」として楽しむこと。

口にするものの知識が増えると、自然と小さなことから変わってくるものです。

この季節に、この食材を、この調味料で、この調理法で料理する。

難しく考えると、全部嫌になっちゃうと思う。
だけど、口にするものの意味を少しでも理解していくと、
体は素直に反応してくれるんですよ。

精神的な思想も、当たり前ですが身体の細胞が影響してます。
中医学で抽象的に表現されていることも、現代医学で裏付けされてるものもたくさんあるんです。

ちょっとしたことでイライラする人は、どこかしらに熱が発生する原因が起こってたりします。
熱は、炎症だったり身体の中の潤いが足りなくて発生します。
あと、どこかが詰まってたり(例えば便秘とか血液が流れにくくなってたりとか)
お薬までいかなくても、
そういう時に、食事で毎日リカバリーしていってあげることで、少しずつ意味のわからないイライラが減ったりするんですよ。

反対に、ちょっとしたことでクヨクヨしてしまったりグルグル考えてしまう人は、血が足りなかったり胃腸が著しくダウンしてしまってたりします。
こちらも、食べるものを気をつけてあげると劇的に改善していくことが多い。
しかもこのタイプの人は先天的に胃腸が弱い人が多いので、この知識を手に入れたら一生ものです。

今回の友キュン先生の本は、どちらかと言うと漫画のような絵本のような。

とにかく、読みやすいです。
漫画から入って、
大事なポイントはしっかり文字で説明も入り、
それぞれの改善したい症状に対応したレシピがこれまた沢山書かれてます。

わたし、母が専業主婦で家にいたので「家事」というものを全然せずに育ちました。
なのでいざ家を出た時は、、
それはもう大惨事(爆)
ブロッコリー15分くらい茹でてザルにあけたら居なくなりましたからね。ブロッコリーの奴🥦︎
あとは、鯖の味噌煮を頭で連想しながら鍋に水と鯖と大根入れて煮てみたり(鯖はボロボロになり大根は煮えず味噌入れただけでは味はつかず食えたもんではありませんでした)

。。。。。我ながら酷い🤣


それでもなんか、食べ物が好きで料理も好意的でした。
それって、家にね母が買ってくれてた本があったからなんです多分。

これ。お料理版とお菓子版があるんですけど。


夏休みとか、お菓子は時々これ見て作ったりしたものです。

あとは、児童館でよく読んでた「困ったさんシリーズ」
最近よく思い出すんです。
また読みたいなぁって思ってて。
そのうち大人買いしようと思ってます(笑)


友キュン先生の新刊を読んだ時、真っ先にそんな事を思い出したんですよ。

だから大人はもちろんなんだけど、子供にも読んでほしいなぁって。
すごく思いました。

わたしが大谷君くらいお金持ちやったら、全国の小学校の図書館全てに寄贈したいくらい。

子供のうちからそういう豆知識が備わるのって、もう、、、
素敵でしょう?
身体が良くなるとね、ちゃんと精神も厚みが出ます。

人生悲しいことや辛いことがなくなることはないけど、
起こった時に受け止めて流していけるのは、しなやかな心と身体あってこそ。
ひとりひとりが、子供のうちからそういう事をやっていけるようになれたらなぁ。


そんな素敵な本です。

子供さんのいるお家や、子供みたいな大人に是非!
手に取っていただきたい一冊です。


素敵な本を作ってくれてありがとうー

ずっと心に残る一冊になりますように😊



かつらこ。

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