タクシーアプリGO：乗務員アプリとは（旧MOV構成）
はじめに
こんにちは。
株式会社Mobility Technologies（MoT）でプロダクトマネージャーをやってます。MoTはタクシーアプリGOを提供している会社です。本日は私が担当しているプロダクトであるタクシー乗務員アプリの紹介をさせてください。
タクシー乗務員アプリとは何か？
GOのタクシー配車注文を受け付けることができる乗務員さん向けのアプリです。タブレット端末やスマートフォンにインストールして運転席に設置して使っていただいています。多くのタクシー車両に乗務員アプリを導入いただくことで、GOでタクシーを呼んでいただくと、近くの車両がすぐに見つかるという体験を提供することができています。
乗務員アプリには大きく２系統存在する
GOヘビーユーザーの方はもしかしたら気づいてらっしゃるかもしれません！気付いていただいてた方、本当にありがとうございます！！
実はGOのタクシーでも車内に設置しているタブレットなどの機器構成には大きく２種類存在しています。（後部座席タブレットが違うのが分かりやすいです）。GOの歴史の話になりますが、GOは「JapanTaxi」アプリと「MOV」が統合して誕生しました。
もともと別サービスでしたので、乗務員アプリについてもJapanTaxi用の乗務員アプリ、MOV用の乗務員アプリの２つが存在しております。徐々に統合を進めていますが、現時点では２構成として運用しています。
ちなみに私はMOV構成の乗務員アプリを担当しています。
GOのタクシー注文を受けられる車両の探索
GOでタクシー配車注文をリクエストされた際に、どのように配車する車両を確定しているでしょうか？
実は、車両に対して順番に配車注文（配車依頼）を受けることができるか確認を行い、1番早くOKしていただいた車両に対して注文を確定する仕組みとなっています。車両に対して一斉に確認を出してしまうと、乗務員さんがOKしても注文を受けられないネガティブ体験が多くなってしまう、注文の場所から遠い地点の車両が確定してしまう可能性が出てしまいお客様をお待たせしてしまうという点から、GOではお客様に最も早く到着する車両に対して確認し、一定時間経過で次の車両にも確認を出すという仕組みを導入しています。
配車注文が乗務員アプリに届きますと、画面全体にOKボタンが表示され、OKを押すだけで配車注文を受けることができます。配車が成立しますと、お客様指定の場所までのルート案内が表示され、簡単操作で迷わずお客様をお迎えに行けるUXになっています。
お客様と直接やりとりが可能
GOにも乗務員さんへメッセージを送信する機能がありますが、GOから送っていただいたメッセージは乗務員アプリに通知されます。乗務員アプリにもメッセージ送付と通話機能が実装されています。
お客様と直接やり取りを行うことで、不足の事態にも柔軟にご対応できるようにしています。
車内の機器と接続し乗務員オペレーションを効率化
タクシーメーター
タクシーメーターはタクシー営業における様々な機能を担っています。
走行距離・時間に応じた運賃の計算
タクシーのスーパーサインとの連携
決済時の領収書印字
タクシー事業者の経理処理データとして利用する決済情報の記録
乗務員アプリはタクシーメーターと通信することで乗務員さんの車内オペレーションを効率化したり、タクシー会社様の経理処理を効率化したりすることができています。
例えば、
タクシーはお客様が乗車されるとメーターを「実車」にして運賃計算をスタートします。乗務員アプリでは実車を検知して、目的地までの案内を表示しています。
目的地に到着するとメーターの運賃計算を止めて金額を確定するためにメーターを「支払」にします。乗務員アプリでは支払を検知して、決済画面に切り替え、さらにメーターから決済金額を取得することで入力の手間を省いたスムーズな決済操作ができるようにしています。
決済機
GOの乗務員アプリにはセットで決済機を導入することが可能で、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。決済機とも乗務員アプリが通信を行い制御を行っています。
弊社決済機による決済結果についても、メーターへ情報を記録することで、タクシー事業者様の経理データとして活用できるようにしています。
また決済機についてはGOの注文以外のタクシー営業でも利用可能ですので、タクシーで営業する上でのインフラ的な役割を担っていると感じています。
カジュアル面談のお誘い
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
弊社Mobility Technologiesではプロダクトマネージャーを絶賛募集中です。
もし興味のある方がおりましたら、是非ともお話をさせていただければです。
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