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「後悔」という負債を、「経験」という資産に - 週刊カツオ #6

過去の出来事をふいに思い出したとき、恥ずかしくなります。
穴があったら入りたくなります。

昔、失敗したのが今も響いてるなー
今日、あんなこと言わなきゃ良かったなー

などと、私はよくクヨクヨします。

最近、クヨクヨしていたときに松本淳さんの次のツイートに出会い、過去を考えて悶々とするより、その時間を未来を思うことに使おう、と思うようになったのでした。(松本さん、ありがとうございます)

人はどうしても、過去ばかりを悔やんでしまう。しかし、過去はいくら考えても変わらない。未来を思うことこそが、健全な成長につながる。


松本さんがおっしゃるように、過去は変えたくても変えようがない。そこで、過去の失敗から得られた教訓、あるいは過去に影響を受けた言葉などを振り返り、過去を悔やむのではなく、過去を活かして未来に思いを馳せることにしようと思ったのです。

振り返ると、私は過去に出会った方から多くの影響を受けています。
前職の時にお世話になった上司もその一人でした。

私がまだ新人だったころ、ありがたいことに目をかけていただき、様々な仕事に同行させてもらうことができました。その中で、仕事に向かう姿勢や、自己研鑽の大切さなどについて、色々とお話ししてくださいました。その言葉は、20年以上経過した今も色あせることなく、私の信条の一つになっています。

先月、ちょうど大寒の最中、かなり忙しくてしんどいな、と思うことが多かったのですが、当時の上司の言葉を思い出し、たびたび気合を入れ直して何とか乗り越えました。その言葉のうちの1つが「笑顔の裏に」でした。

この言葉を聞いた当時20代の私には、あまり実感が湧かなかったのですが、40代半ばになった今、心の底から実感しています。元上司の言うとおり、わかる日が来たんだな、と思いました。このツイートを読んでくださった皆さんからも、多くの反響をいただきました。

松本さんのおっしゃる「未来を思う」ことと、元上司の言葉にある「どう考えるか、どう振る舞うかで人生が変わる」という考え方には共通点があり、「今、自分が感じていることに対して、自分がどう反応するか」という選択権は自分にしかない、ということなのだと思います。

過去に対して、どう考えるかは自由。
「後悔」という負債を、「経験」という資産に。
変換するのは自分次第だと感じる立春の候でした。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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