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ヨーロッパに移住します。場所は・・・・

アメリカ移住を目指し36万ドル(5000万円以上や!)もの大金をぶっ込んだにも関わらず、E2ビザ(投資駐在員ビザ)を却下されたのが1年半前。
当時ビザも下りてないのに先走り住んでいたマンションを解約。家財も車も全処分してしまった。

会社を売却した後はアメリカで新しいスタートを。そんな期待は大金とともに没収されつつある2024。

狂わされた予定。失った時間と金。

深い悲しみと憤りを抱きつつビザ再申請のチャンスを伺い、サービスアパートメントでの仮生活も気がつけば早2年。
コスパ悪くても住めば都、港区六本木。
ドンキホーテの前を飛び交う夜の蝶をイヤらしい目で追いながら、僕らは日々増えていく観光客に紛れ込んでいた。

日本にいたからこそ出会えた素敵な人達、発見、経験、出来事があったのも事実。万事塞翁が馬。そこは素直に感謝している。

とはいえ僕らが会社売却をしてやっと手にした【自由】って何だっけ?

お金の心配からの解放、従業員やお客様に対する責任からの解放なのか?

妻は【自由】になれたと心置きなくポールダンスを始め、

僕は【自由】とは何かを辞書で調べた。

自分の意のままに振る舞うことができること。束縛や障害がないこと。

定義はあったが、妻と僕でさえ違う【自由】の捉え方。もしかしたら細かく調べていくと人の数だけ自由の意味がありそうだ。

せめて家族内だけでも定義を統一しておきたい。妻と話し合うと僕らの求める【自由】と現状には乖離があった。

僕らの自由。それは僕らの内側に存在するもので数字で表現することはできないけれど、もし体積で測れるのであれば住む場所によって変わる気もした。

そんな僕らなりの自由を体感するために、やっぱり海外移住することにした。ビザのステータスも投資系だけではなく違う方法も模索。

問題は場所だ。移住候補としてアメリカ2回(NY、シアトル、LA)、オーストラリア2回(シドニー、メルボルン、ゴールドコースト、バイロンベイ)、カナダ(バンクーバー)、タイ(バンコク)、マレーシア(KL)を訪れたが、結局スペインに住むことにした(ナンデヤネン)

アメリカ、オーストラリアは有力候補だったが僕らが行く場合、学生として行く以外の方法が見当たらない。学生ビザで移住できても行動に縛りがある。それは僕らの望んでいるステータスではなかったので泣く泣く候補から外した。

そして世界一周経験者の僕らが今まで行って好きだった場所を話し合う。

その先がスペイン バルセロナ。11年前の旅中に2日間だけ滞在したのみだけど。

11年前 青シャツの人をAIで消したい

印象が良すぎてスペインのイビサ島からブランドを作ったりもした。(その時の起業物語

縁もゆかりも有りそうで無い街、バルセロナ。

人に話すと必ず「仕事で行くの?」「あっちで何するの?」「知り合いとかいるの?」「住むところ決まっているの?」「スペイン語話せるの?」と聞かれる。

誰も知らないし、何も決まってないし、スペイン語も話せないし、当然あっちで仕事もない。(まぁ日本でも決まった仕事はないがw)

あれ!?まさしくこれじゃん!辞書にあった自由の定義じゃん!

自分の意のままに振る舞うことができること。束縛や障害がないこと。

僕らはまさに誰も知らない住んだこともない国で全てをリセットし、ゼロから自分の意のままに振る舞うことができるのだ。

さぁドンとこい自由!!かかってこいバルセロナ!

片道チケットも購入、出発日は2024年7月末!!残り1ヶ月半しかない!何もしてない、どーしよ!!準備ダルセロな!!

自由=ピンチ!!

自由になるためにめっちゃ忙しくなるやつや!

とはいえスペイン、バルセロナ。現地でどんな生活になるのか想像もつかず楽しみだ。

まずは住むところ探さないと。

ガンバルセロナ!


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無職男と時給870円女子の起業物語

【第1話:火傷しない商売のルール】
【第2話:スパイ大作戦と砦の確認】
【第3話:半径1mの資金調達】
【第4話:六本木No.1戦略】
【第5話:洗面器に顔を突っ込む】
【第6話:飛び道具の開発方法】
【第7話:無鉄砲な当てずっぽう】
【第8話:順調は不調の始まり】
【第9話:1億円を燃やして得た教訓】
【最終話:最高のマーケティング、そして売却へ】


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ホームレスになったヒモ男、世界一周したら小金持ちになった話。


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