素直な心でいたい。【#49】
きのう物語は、昨日撮った写真一枚と、その日記です。
コーヒーとケーキが、手前と奥で2人分。彼女ではないです。先に言いますね。ちなみにこのnote、おそらく父と母も読んでいて、書くときにも、やっぱり両親の反応を無意識的にイメージしてしまうんです。不器用なもので、普段はあんまり両親に自分の気持ちを表現しないから、どう思われるのだろうと。これは、直さないといけないことでもあります。だから、この文章を読んでいる親は、いまどんな気持ちなのかなと、ふと思いました。彼女がいないこと、悲しまないでね。オラ、東京でがんばってっから!
ここ数日、人と会う機会がいろいろとあったので、もちろん感染症に気をつけながらですが、考えや感じることを、自然と振り返る機会が増えました。特に楽になったことは、2日前にも書いた「リスク」の話です。今日は大学の先輩と会うタイミングがあって、職種は違うのですが、自分が変わるためのリスクを持つ勇気って、必要だよねという話を互いにしました。
もう少し深掘りをします。先輩も似た気持ちだったのですが、いまの自分にとって、「リスクを背負うこと」でもっとも最初に、頭に浮かぶことは、「自分にお金をかける怖さ」なんですよね。あたらしいこともチャレンジしたい、なんてもちろん思ったりするわけですが、そのためにはひとつひとつ、お金が必要で、いまの必ずしも安定ではない生活の中で、「食っていけなくなるんじゃないか」という潜在的な恐怖があるわけです。これは結構、潜在的だなぁと感じます。「大丈夫だ!」と心の中では思っていても、脳が「大丈夫かな!?」と思ってしまうのです。
でも、それを変えないと何も進めないぜ、そのリミッターを外す勇気を持とう、という話なわけです。だって、5年後10年後、いまケチっている自分より、できる限りを吸収できている自分の方が、いいに決まっているんです。贅沢をするのではなく、やりたいことにお金をキチンとかける。子どもへの教育なんて、まったくその通りです。普通の話のはずなのに、いざ自分になると、ひよってしまうんだなぁと、自分に対して思いました。だから、もちろん写真とは向き合うことばかりですが、それ以外にある、自分のやりたいことにも、ひとつひとつ目を向けたいと思っています。
そのうちの一つに、別に大したことでもないのですが、TUTAYAプレミアムという旧作の映画をレンタルし放題のプランに入ったので、Amazonプライムなどの、オンライン配信では視聴できないジブリの映画たちをまずごっそり借りてきて、1日1話、夜に隣人と観ています。ラピュタ、風立ちぬ、と続きまして、明日はハウルです。喋りながら観られるし、ジブリの美しい緊張と緩和にきれいに飲み込まれながら、ギャーギャー騒いでいます。
そんな感じで、少しずつ手を出しています。ミーハーでいいんです。何も知らないより、その方が、楽しいですし。下のアイスコーヒーは説明欄に、「官能的な味わい。」と書かれていて、「そんなコーヒーある!?」とミーハー魂が働いたわけですが、大人の酸いも甘いも全部抽出して、それでも仄かな幸せがあるでしょう、みたいな、官能的な味でした(多分)。
ポカリスエットを買います。銭湯に入ります。元気になって、写真を撮ります。たくさん汗をかいて、ほっと笑顔になれる経験をみなさんと共有したいと思います。