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同僚にカミングアウトした話

流れでしてしまうのは良くない、というけれど

今の会社に入った時から仲良くしている同僚と昨夜飲んでいたのですが、話の流れでうっかり?LGBTのGであることをカミングアウトしてしまったので、書き留めておきます。このご時世に、飲んでいた、なんて書くのもアレなんですけど。

「全部の自分」で付き合えないことの辛さ

noteを始めたこともあって、ここ最近自分と向き合う時間を色々と持っていて、「もうこの先長く付き合いを続けたい人には、ちゃんとホントの自分を知っておいて貰いたいなぁ」なんて思っていた矢先の出来事で。飲んでいろいろな話をするうちに、「結婚とかどうすんの?」みたいな話を振られて、ああもうこれは、と腹を括ってちゃんと話をした次第。
酒の力を借りてしまったのはちょっと良くないかもなとも思いつつ、結果としては理解を得られたのはすごく、とても、とんでもなく嬉しいなあと感じたので、書き留めておきたいと思います。

ま、理解を得られる云々以前に、わたし割と普段からバレバレなんですけど。

40過ぎで独身で、趣味が日本舞踊で女形もやっちゃう(しかもそっちの方が評判がいい(当社比)とか、疑う余地すらない感じではあるので、あえて訊く人もおらず、自ら積極的に発信することでもないとも思ってんですけど。
訊かれてもないのに自分からカミングアウトするのって、言われた方にも負担になる可能性もあるから、あまりすべきではないなと思っています。
明け透けに人に言う話でもないですしね。まぁ普段の佇まいとか、言動からも割とバレバレなんですけれども。

それでも、今夜のように、ホントの自分を伝えて、それを受け入れて貰えるって、やっぱりすごく嬉しいなぁ。結構泣きそうですよホント。

「訊かれなければ言う必要はない」というのが

カミングアウトに対する自分のスタンスでした。あえて自分から言って回る必要はないけれど、訊かれたらできるだけ正直に答えたい、と。けれど最近は、最初にも書いたように、全部の自分を知って貰って付き合いたい相手には、自分から話しておいた方がいいのかも、という風に思うようになりました。ただし、これが誰にでも受け入れられる事ではないし、話してしまうことで相手に背負わせてしまう可能性もある、ということは理解しています。なので今後も基本的には、「訊かれたら嘘はつかないけど自分から誰にでも積極的には言わない」というスタンスを維持していきたいなぁと思う次第です。

…はぁ、久しぶりにいろいろ話せて楽しかったな。

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