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蘇ったコートのお話

コートの寿命について考える

もうかれこれ10年以上は着ていて、そろそろ買い換えようかなと思っている黒いウールのステンカラーコート。スーツを着て仕事をしていた時のものを、そのままカジュアルでも転用しているのですが。流行りのシルエットのものに買い換えようかなぁなんて、毎年冬が来ると悩んでました。
いわゆるスーツ量販店のもので、値段はそこそこしたので生地は良いものなはず…というもの。まだ着られるしどうしようかなぁと思いつつ、少し気になっていたコートをお店に試着しに行く事に。

あ、やっぱ最近のは軽いね

某有名セレクトショップで売ってる大きめシルエットのコートで、丈も長いのに中綿がすごく軽くて今時感もあって、わぁいいなぁ、欲しいなぁ〜〜!となるんですけど、ポンと買えるほど景気が良いわけではないので、今持ってるコートがホントにもう着られないかを改めて検証する事にしました。

ケチをつけ始めるとキリがない

そもそもどんだけ経ってるの、とタグを探して見てみると、ウールマークに2007の表記が。

13年経ってました。

10年くらいかな?と思ってたけどそんなに経ってましたか…そりゃ色々劣化するわいな。
そして素材表示を見ると、アンゴラ100%の記載が。どうりで暖かいわけだわ。
気になる点をチェックすると、袖口やら裾の端やらは流石に毛足が無くなってたり、袖のボタンがひとつ割れてたりするんですが、それ以外は何ともないし、どっか穴空いてるとかもないので、やっぱりまだまだイケるなー、と言う判断をせざるを得ず、若干後ろ髪を引かれつつも、新しいコートは見直し。

お手入れしてみては?

そもそも常に着たきりでシーズン終わったらクリーニングに出すくらいの事しかしていないので、これもっとメンテしたら良いんじゃないですかね、と思い立ち。色々検索すると、着たら都度洋服ブラシでブラッシングするだけで良さそう、という感じ。コレなら無精の私でもできます!

↑こんな記事読んだりで。

無印ではないけど、いつだかamazonで買った洋服ブラシがあったなーと、取り出してナデナデしてみる事に。

直後だと変化はよく分からないなーと思いつつ、翌朝改めて見ると、

フワッフワになってました。

えー、こんなに変わるー?ってくらいパッと見の風合いが蘇って見えて、触った感じもフワフワ感が少し戻ってきた感じ…!
うわー、もっと早く、ちゃんとやってれば良かったじゃん!

コレでもう完全にこのコートは一軍確定なので、買い替えは当分先で良い事に🤗
ちょっとしたお手入れって大事で、怠らなければ余計な出費も抑えられて良いね!というお話でした。こういう風に、モノを長持ちさせる工夫を教えてくれる人が人生にいなかったの、本当に損!

…あ、袖のボタンは付け直さなくちゃねw


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