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ヤル気になるまで、待ってあげる

私たちは、幸せであるために、
日々何かしらの行動をし続けています。


その行動は大きく3つに分けることができます。

①やるべきこと

 仕事、育児、家事、介護、緊急対応

②やりたいこと

 好きなこと、楽しいこと、心地よいこと

③やった方がいいこと

 将来役に立つこと、身を守ること、様々なリスクの回避


ただ、仕事家事が好きで楽しんでいる方にとっては、①やるべきことでもあるし、②やりたいことことでもあると思うので、ハッキリ区分けが難しい場合もあります。


また、時期によっても、仕事や家事の内容によっても、① ⇔ ②が行ったり来りしたり、① ⇔ ② ⇔ ③などいろんなパターンもあります。それを踏まえて一応、区分けをしてみました。


日々自分のやっている行動は、①②③それぞれ何%の割合でしょうか。

①やるべきこと
②やりたいこと
③やった方がいいこと


できることなら、②やりたいこと(好きなこと、楽しいこと、心地よいこと)の割合を100%はムリだとしても、なるべく多く増やしていきたいですよね。


この ②やりたいこと(好きなこと、楽しいこと、心地よいこと)の割合を、少しでも増やしていくために、私たちは ①やるべきこと ③やった方がいいことを、日々頑張って取り組んでいるのではないでしょうか。



だから、③やった方がいいこと(将来役に立つこと、身を守ること、様々なリスクの回避)の習慣化を頑張ってきました。


①やるべきこと(仕事、家事、緊急対応)に関しては、外部の強制力(お金、責任、役割の重圧)が働くため、自分からわざわざ習慣化しなくてもある程度はやってのけてしまいます。



でも、③やった方がいいこと(将来役に立つこと、身を守ること、様々なリスクの回避)は、今それをやらないことでまだ困っていないので、自分みずから習慣化にするという強制力を働かせていく必要があります。


でも、日々の①やるべきことの割合が70%を超えてしまうと、習慣化したい③やった方がいいことに使うエネルギーが不足することがしょっちゅうあります。また、その日の体調や気分によってもテンションの多寡があるので安定しません。


そんな状態を改善するには、まず私がやったことは、


①やるべきことを減らす

②やった方がいいことが本当にそうかを見極めること

③やった方がいいことの項目を減らすこと


そうすることで、習慣化したい③やった方がいいことに効率的にエネルギーを注ぐことができます。


が、そこまでしても、私の場合、③やった方がいいこと全てをなかなか習慣化ができずにいました。


ヤル気がどーしても起きなくて、テンションが上がらない悩みを抱えていました。自分の自制心が低めってこともありますが、自分みずから習慣化にするという強制力を働かせていく難しさを痛感しましたね。


だから多くの人が、習慣化に悩んでいるのかもしれない。


なんで、習慣化ができないんだよ~!
簡単なことじゃない!
さあ、怠けてないでやりなさいよ!

と、どんなに自分を叱咤激励しても、なかなかヤル気が起きない自分を自己否定をしてイジめていたのでした。自己肯定感を育てている身として、そんな自分にちょっとがっかり(笑)。

ヤル気、モチベーション、テンションの類は、頑張れば自分で一時的には上げることもできるけど、持続は不可能ということを知りました。なぜならそもそもコントロールできないから。(それができる方もいらっしゃいますが、自分はムリでした・・・)


そこで、

何ごとにもやるタイミング

ってものがあるとふと思いました。


だったら、

ヤル気になるまで、待ってあげる

のもアリではないか。
いつまで待てばいいんだろうって、不安もありますが・・・


世の中の変化のスピードが加速しているため、
自分も早く変わりたいという焦りが出るのは当然だと思います。どうしても結果を急ぎたくなる。


だから、現代人は待つことは苦痛で怖い
自分が停滞していると感じ、早く何とかしないと大変なことになると。


そこをあえて、

自分を信じて待つ


待つことは、
実は自分の中でエネルギーをためている時で、

自分を熟成させている時間


という発想にしてはどうでしょうか。


今、習慣化を保留しているもの、
ちょっと休んでいるもの、
「やってみよう!」とテンションが突然上がるタイミングが明日訪れるかもしれないし、もしかしたらずっと訪れないかもしれない。



その時は、それは不要だったということがわかるタイミング


どっちにしても、
自分の未来を信じて待ってみる

途中で嫌になったら止めてもいい。
それもある意味タイミング。
全てがタイミング(=人生の流れ)だと思えば肩の力が抜ける。


自分の人生の流れを信頼する

それを今、私は学んでいる最中です。


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