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室生寺 あじさい期間

室生寺のあじさい

今月は久々に訪れる所が多いかもしれないなぁ。
約4年前、コロナ禍時期に石楠花を撮りにいって以来の訪問です。室生寺は奈良県宇陀郡室生にある真言宗室生派の古刹。御本尊様は如意輪観音。アクセスは近鉄大阪線室生口大野駅から奈良交通バスで約15分程度です。

約4年前はバスの終着駅は室生寺だったのですが、今はその先にある室生龍穴神社まで延伸されている模様。今回の散策は室生寺までです。

いざ拝観へ


室生寺のバス停から5分程度歩くと現れる太鼓橋と表門。室生寺と言えば・・・というのがここ。桜、新緑、そして紅葉といろいろな姿を見せてくれます。


拝観料600円を払いいざ境内へ。左右に色鮮やかな仁王像を据える仁王門。ウィキペディアによれば、仁王門は元禄年間に焼失した後は再建されず、昭和時代にようやく再建されたのだとか。


仁王門をくぐると左手に見えてくるバン字池は、この時期紫陽花の鉢植えで彩られています。室生寺、壺阪寺、岡寺、そして長谷寺の四寺合同でイベントが開催されているみたいです。去年は岡寺と長谷寺に行きました。今年はアクセス最悪だけど壺阪寺に行ってみようかな。さてこのバン字池、とりあえず縦構図で撮ってみました。


そして横構図。バン字池に仁王門が映り込むように撮ってみました。ちょっと暗過ぎたかもしれませんね。ここからが大変。山寺の洗礼を受けることになります。


鎧坂を登る前に、今年初めてなので鉢植えですがアジサイの花も撮ってみました。関西各地にあるアジサイの名所でこのようなモコモコのアジサイを楽しめるのはもう少し先のことかな。


紫陽花のお花を寄って撮ってみました。今回はバン字池の紫陽花を撮りにきたのでお花を撮るつもりはなかったのですが、今年初なので・・・。


鎧坂を登り切り、金堂で参拝を済ませた後に向かったのが国宝五重塔。非常にコンパクトな五重塔で別名に「弘法大師一夜造りの塔」というのがあるそうです。石段の両脇には、4月下旬になると石楠花の花が咲き誇ります。参道は五重塔のさらに奥まで続きます。約400段あると言われる石段があり、登り切るとそこは奥の院。石段の一段一段の奥行きが狭いのと、朝方の雨で濡れており登るのに一苦労。ものすごい傾斜なので、滑り落ちたら間違いなく命を落とします。膝をガクガクさせながら奥の院まで何とか登り切ることができました。そこで御朱印をいただくことに。


下山する頃に雨がパラパラ降ってきました。膝がガクガクだったので、参拝した時にはいつも買う日本で唯一らしいヨモギ入り回転焼を休憩がてら買って食べました。名物おばあちゃんも健在。初めて訪れた時は確か50円ぐらいだったのが、世の物価高には勝てず100円になっていました。こじんまりとした飲食スペースが併設されており、おばあちゃんに一声かけて使わせてもらうことに。「一番外側が眺めええよ」と勧められ、そこから撮った一枚がこちらです。朱色の太鼓橋がアクセントになっている絶景。その左奥に見える杉の木も見事です。ラーメン一杯500円とあり、おばあちゃんもしきりに勧めてくれました。小銭を持ち合わせていなかったので今回は遠慮することに。今度、紅葉の季節に訪れた時に是非食べてみたいものです。



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