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ひらかたパーク ローズガーデン

営業中の遊園地では日本最古

バラ園での写活は何年ぶりだろうか。
お天気が良かったので、大阪府枚方市にあるひらかたパークのローズガーデンに行ってきました。関西屈指のバラ園であるにも関わらず初訪問。

ひらかたパーと言えば「ひらパー」の愛称が有名ですね。営業中の遊園地では日本で最も古いのだそうです。そして、全国的に大手私鉄が経営する数少ない遊園地。関西にはかつてたくさんの遊園地がありました。近鉄あやめ池遊園地(近鉄)、宝塚ファミリーランド(阪急)、甲子園阪神パーク(阪神)、そしてひらかたパーク(京阪)。2001年のユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開園と少子化の影響で、関西圏にあったこれらの遊園地が閉園に追い込まれた中、ひらかたパークはインパクトのある宣伝活動により、中高生やインバウンド客をうまく取り組み、堅実な経営ができているとのこと。実際、私が訪問した時も高校生ぐらいのお客さんとたくさんすれ違いました。

ローズガーデン

ロースガーデンと大観覧車

今回の目的地であるローズガーデンですが、規模と品種では関西屈指のバラ園です。その歴史も古くて開園は1950年頃で、当時は東洋一のバラ園だったそうです。庭園内は足元も整備されており起伏も少なく、小さい子ども達やシニア層にも優しい仕様となっています。


綺麗に咲き誇るバラの奥に見えるのはメリゴーラウンド。イタリア製で二層式。ここに来る前は1990年に大阪の鶴見緑地(現在の花博記念公園)で開催された花と緑の博覧会の会場にあったそうです。


私の子ども頃、ひらかたパークと言えば毎秋開催されていたひらかた大菊人形展。かつては関西の秋の風物詩でしたが、2005年に後継者不足等の理由で大規模開催は終焉。小規模なものが不定期で開催されているとのことです。このバラの花嫁さんは、菊人形のそれを彷彿させますね。


展望観覧車スカイウォーカーを背景に。ローズガーデンのバラは見頃なものと既に見頃過ぎなものが混ざった状態でした。この写真のお花も右側のそれが既に茶色く傷んでいます。陽の当たり方の影響でしょうか、まぁこれは仕方ないですね。


バラの花嫁さんの全体像。老若男女が楽しめるコンセプト。日差しが強くてこの辺りから水分補強しながら臨戦態勢。


私のお気に入りがこの写真。ゲートの綺麗なバラとスカイウォーカーのコラボ写真。ゲートのバラはほとんど痛んでおらず、見事な咲っぷりでした。


バラの小径。4万種類ほどあるとのことですが、レイアウトがとても工夫されており、どこを歩いても本当に美しい。メルヘンチックな世界かな。


写活の前半はバラではなくてローズガーデンを撮ることに専念。バラに彩られたこの庭をいかに美しく撮るのか、この庭に訪問しないと出来ないことに専念。お花の撮影なんてどこのバラ園でも出来ます。しかしながら後半はお花の撮影も行いました。形がよく状態の良い、なおかつ撮りやすいお花を探すところからスタート。これがなかなか難しい。


何とも情熱的なバラ。バラと言えば赤を連想しますが、このような色のバラも好きです。しかしながら、私が一番好きな色はオレンジです。


こんな感じの色が好きです。背景の洋風な感じの建物(ミニSLの駅?)と相まってとても美しい。バラには洋館が似合うのかな。


バラ以外のお花もとても綺麗でした。初めてひらパーのローズガーデンを訪れましたが、お花の剪定とレイアウトが本当に素敵で来年もリピートしたくなりました。


ローズガーデンの入口付近で見つけた綺麗な場所。背景には岩山が見えます。とても小さいバラのお花です。


オレンジ色の灯りを囲むバラ。洋風な感じ。暗い場所だったのでシャッター速度が低速になりお花が被写体ブレを起こしてしまっています。


気が付けば約2時間ほど写活にのめり込んでいました。それほど魅力満点だったひらパーのローズガーデン。これまで長居植物園、奈良県の霊山寺、姫路バラ園、そして中之島バラ園と訪れてきましたが、バラに彩られた庭園を楽しむことが出来るという点ではひらパーはとても良かったです。



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