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NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘 マーカス・バッキンガム (著)

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データオタクが多くのデータから見つけたのは、人間が一人一人まったく違っているという事実だった!

そして、世の中で信じられている職場での常識はウソだらけだった!

数年間にわたって、好業績なチームと低業績または平均的なチームとに多くの質問をし、回答を分析するという調査を数百回行った結果、好業績チームのメンバーに共通する8つの特徴を抽出したが、その特徴とは、

われわれのベスト
1.「会社の使命」に貢献したいと心から思っている。
3.所属チームでは「価値観が同じ人」に囲まれている。
5.私には「チームメイト」がついている。
7.「会社の未来」に絶大な自信を持っている。

私のベスト
2.仕事で「自分に期待されていること」をはっきりと理解している。
4.仕事で「強みを発揮する機会」が毎日ある。
6.「優れた仕事」をすれば必ず認められると知っている。
8.仕事でつねに「成長」を促されている。

(1,7は「会社因子」+他は「チーム因子」=「エンゲージメント因子」
「会社因子」の種はチームの外から生み出される。)

著者は言う

これら8項目は、仕事での卓越性を測定する簡単な方法であるとともに、チームリーダーのあなたの力がおよぶことなのだ。

チームリーダの仕事は、これらの8項目を向上させることだけでいいのである!

簡単ではないかもしれないが、それができれば良いリーダーである。

そして本書はそれらを実現するための障害となる9つの嘘についての本である。

その中でも私が一番感じ入ったのは、「仕事はつくるもの」という部分です。

 あなたの知り合いで一番成功している人のことを思い浮かべてほしい。金銭的にではなく、チームや組織への貢献という点で成功していて、信じられないほど生産的で創造的で強靭で、仕事と一体化しているように思える人だ。
 あなたはたぶん、その人は運が良かったのだと思っているはずだ。「どうやってあんあ職務、仕事、人生を見つけたんだろう?あれくらい自分にピッタリの仕事を見つけられるといいんだが」
 その人はそういう仕事を見つけたんじゃない---完全にできあがった状態の仕事をたまたま見つけたわけじゃない。自分でつくったのだ。
 
最初は普通の仕事に就き、普通の職務記述書に定められた業務をこなしていたが、自分の愛に真剣に向き合い、徐々に、少しずつ、長い時間をかけて、一番愛することが大半を占めるように仕事をつくり変えていった。

なるほど!つくり変えればいいんだ!最初は、もめたりするでしょうが、自分が愛する仕事で最高のパフォーマンスをたたき出してみせればいいのだ。

私も自分の仕事をつくりあげようと思いました!

そんなこと出来るわけないじゃん!と思ったあなた、あなたは自分の仕事を今のものよりも愛せるようにつくり変えようと試したことがありますか?

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