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【エッセイ】鼻緒のある畳生活

畳部屋でのテレワーク生活。

革靴にビジネスソックスとのお付き合いは、
ちょっと遠いあの頃になりつつある。

裸足に畳。

快適である。

近年、“速乾、さわやか、快適”と
大々的にアピールされ
すっかり世の中に浸透した「クール○○」的な
化繊素材のシャツや寝具・ラグ等は
家の中にもけっこう溢れている。

そんな「クール○○」的な
優れものツールに囲まれ、
それなりに“これは快適なんだ”
思い込み使ってきた私だが・・・

たまたま、コロナ禍における
やむを得ない環境変化に伴う
“自宅でのテレワーク”
“畳”とのお付き合いが始まった。

これまたやむを得ない家庭環境。
空いているのは
“畳部屋しかない”という一択。
これは運命的出会いのスタートでもあった・・・

過去、革靴とビジネスソックスとのセットでの
お付き合いは、うん十年と長かった~

そのうん十年の間、
さまざまな“より快適さ”を求め
試行錯誤してきた・・・

革靴は、
合成皮革素材ではなく本革素材。

革靴のソールは、
画期的な通気性素材が
使われているときくと飛びついた。

革靴は、
複数ローテーション履き。

革靴の高性能中敷きの投入。

靴箱の炭置き、湿気とり対策

ビジネスソックスは、
綿素材100%対応。
途中、化繊入り速乾系も
試みるも合わなかった。

足の巻き爪防止のための
爪の角まで切らない爪切り・・・等々

1日数10時間前後をうん十年と
よく履いてきたものだ。

自宅でのテレワーク当初は、
その習慣のためか
しばらく家のデスクでも畳部屋で、
靴下を履いて仕事をしていた。

しばらくたって
お気に入りの靴下が、
梅雨時にまだ洗濯したものが
乾いていなかったために
ある時、やむを得ず裸足で
テレワークを行うこととした・・・


「なぬっ!この足感触は!!」


畳ダイレクト素足。

イグサLOVE。

と一瞬で落ちてしまった~

それ以来、今日現在まで
畳とのお付き合いが続いている。


そしてついに、


畳とのお付き合い
バージョン2として

畳部屋だけでなく、
フローリング上でも、
ラグ上でも、
玄関マット上でも、
洗面所でも、
トイレでも、

畳ダイレクト素足。

イグサLOVE。

を実感すべく新兵器を投入。

『畳スリッパ』

である。

視覚的にもクールそうで
畳面がよく見える
“鼻緒”仕様
のものにした。

畳部屋から離脱する際も畳。

まさに、

畳ダイレクト素足。

イグサLOVE。

失礼!
そろそろ歌詞風で
クドクなってきた。

畳とのお付き合い
バージョン3として

畳ベットかな・・・


by カツなう









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