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立派なグライダーに私はなりたい#2

非エンジニアがアプリを自分で作ってみちゃう話

私はとあるスーパーで採用を担当しております。今うちの会社もDX化の波を受けて採用工程の様々な部分がオンライン化されていっています。

コロナの波を受けてどんどん進むWEB化

私はこのオンライン化を全て「外注」することで乗り越えてきました。外注は本当にピンキリです。お金さえ惜しまなければ素晴らしい機能を持ったシステムを導入することができます。機能・コスト・使いやすさ・アフターケア等、あらゆる面から検討し一番良いと思ったお取引さまに発注できたので、非常に高い買い物だったのですがそういう意味では一つも後悔はしていません。

でも一方で10年前に店舗の売り場にいた頃の自分が外注金額を知ったらどう感じるかな…と思うのです。店舗にいた頃は節約節約でカラーコピーさえ怒られていて、数百円のPOPケースがどうしても欲しかったのに買ってもらえませんでした。もしかしたらお店の人にとってはこんな大金のシステムを導入するよりPOPケースを買ってもらったほうが嬉しいかもしれない。
この思いは私の中に「罪悪感」としてずっと残っていました。

難しいお取引さまとの交渉

採用管理システム導入の際は私が一から交渉することができたので、本当に良いお取引さまと巡り合うことができたのですが、一方で既存のお取引さまの中には難しい方もたくさんいらっしゃいます。それは私たちの意向を聞いて下さらない会社です。

一つもヒアリングをしていないにもかかわらず「御社にピッタリのキャッチコピーを考えてきました!」
ほんまかいな、、、。案の定確認してみたら、うちの会社名を他の会社さんにそのまま置き換えても通じますよね?というありきたりなコピーのオンパレード。それなのに、「このイラスト部分、猫の部分が動くんですよ~。」とか、余計なギミックばかり提案してくるのです。
「猫が動いたら、応募者増えるのかあああぁああああ(怒)」
結局、キャッチコピーは担当の子が一から自分で文章を作っていました。そして猫は動かなくなりました。

自分の手でシステムを作ってみたい

外注はいいこともあれば悪いこともあります。でも私にはWEB制作の知識もプログラミングの知識も全くありません。素敵なお取引さまと巡り合う以外に、良い仕事をする方法が無い、そう思っていた私にある日突然全く違う選択肢が現れました。
「自分で動くもの作れまっせ。」
なんと!!!考えてみたこともありませんでした。自分の力で本当に作れるの?この選択肢は私に勇気を与えてくれました。興奮して胸の内が震えた、と言っても過言ではありません。
そんなわけで私がこの2か月勉強してきたことはプログラミングではありません。コードの書き方の類は一切教えてもらっていません。でもプロのエンジニアさんが言うのです、「ええんや、コードは誰かが作ってくださった素敵なコードを拾ってきて、切ったり貼ったりさせてもらえばええんや。」そ、そういうものなのか・・・!
今回私が作ったのは、「入社手続き」をすべてオンライン化するアプリです。これはGlideというノーコードツールを使って作りました。

スプレッドシートと簡単に連携できるアプリとなっていますのでみなさんもぜひお試しください。なお、冒頭サムネイルの「グライダーになりたい」は立派なGlide使いになりたいという私の願いが込められております。
それではここからは私のアプリ完成までの徒然話をさせていただきたいと思います。

制作徒然話を語らせてください

100項目連続入力はさすがにつらい

まず一番最初に実施したのが「入力項目の精査」です。内定者の方から届いた9種類以上ある入社手続き書類を見ながらパートさんが当社のシステムにその方の名前や住所などを入力していくのですが、項目を数えたところ150項目ありました。項目名も人事に9年在籍している私でさえよくわからない単語がたくさん…。みなさん、「仕向銀行」って言葉、ご存じでしたか?私は知らなかったです。
※知らなくても生きていけるので説明は省きます。

本人が入力する必要のある項目、会社が入力をする項目、飛ばしてもいい項目、それをパートさんに教えてもらいながら整理していく作業から始めました。「うーーーん、仕分けしたとしても100項目は残るんだな…」自分が入力する立場に立って考えてみるとただただ延々と100項目入力していく作業はどう考えても苦しいです。小分けにして、ゴールが見えてあげる状況にしないとユーザーが途中で入社を諦めてしまうかもしれません。もちろん入社前の修行と称して100項目ただただ入力させるシステムを作る方が作り手側としては簡単なんですけど、それは良くない。
「シートをタブで小分けにしてみよう。」
いったんここまで作成して誰かにお試しで入力してもらうことにしました。

個人情報が駄々洩れするアプリができあがる

私の上司が協力してくださるとのことで、飼い猫2匹の個人情報(名前・性別・住所)を入力してもらうことになりました。1匹目の猫ちゃん情報(こたろうくん)を入力するところまではうまくいったのですが、2匹目の猫ちゃん情報(りんたろうくん)の情報を入力するところで事件は起きました。

実際の入力画面。りんたろう君が入力しようとするとすでにこたろうくんの情報が入ってる。

上司「あ、りんたろうの情報を入力しようとするとこたろうの情報が既に入力されている状態になっていますね…」
「やっぱり、他の端末でやってもそうなっちゃいますか…。私の端末から見てもこたろうくんの情報が丸見えなんです。こたろうくんが"元おとこのこ”だという情報が全世界に公開されてしまう…!」
上司「こたろうが「事務所NGなのに!」と怒っています。」
「そうですよね、センシティブ情報ですもんね…。」
上司「こたろうが「事務所NGだが、ちゅーる1本で手を打とう」と言ってます。」
「wwwちゅーる一本でいいんかい(笑)ありがとうございます。」

ちゅーるが嫌いな猫っていないのかな?

私が作成したアプリは「個人情報が漏れてしまう」という入社手続きアプリとしては出来損ないの物でした。何回か試行錯誤を繰り返してみたものの、今度はスプレッドシート上で1人の情報が2行にわたって記載されたり、上書きされてしまったり。タブを小分けにしたのが良くなかったのでしょうか?

自分が困っていることは地球上の誰かも困っている

先行き真っ暗となっていたところで私を助けて下さったのが、既に先輩Gliderとして独り立ちされていた先輩とネットのみなさまでした。Glideにはものすごくたくさんの機能が備わっているのですが、私が使っていたAという機能ではなく、Bという機能を使えばいいんだよ、と教えてくださったのです。そしてネットを探っていくと、「特定の人しか入力できない」ようにする方法がちゃんと記事として載っていました。

ここで学んだことは私が欲しいなと思っている機能は大体他の誰かも欲しいなと思っているんだなということです。地道に調べていけば必ず回答は見つかります。見つからない時は声に出して「誰か助けて―!」と叫んでみたら誰かが助けてくれます。エンジニアさんの世界ってそういうもの、らしいです。これは私にとっては本当に不思議で貴重な経験でした。

私が働いている小売業という世界ではノウハウを漏らすことは良しとされていません。セールス情報や新店情報が漏れてしまっては競争に負けてしまうからです。でもエンジニアの人たちは快く、惜しげなくノウハウを他の人に教えてくれます。きっとご自身も誰かに助けられて大きくなっていった経験があるからなのでしょう。自分のため、というよりはこれからの全世界のテクノロジーの発展のために、彼らは働いているのかもしれません。(なんだかかっこいい!)まさしく「優しい世界」ですよね。

できあがったアプリをみんなに見てもらう

さて、一旦出来上がったアプリをみんなに見てもらうことにしました。正直できあがったアプリは工事中部分が5割を占めていたのですが、黙っていればわかるまい…ということで他部署の方含めた社内有志チーム「デジタルで色々試そう(仮)」のみなさまに見ていただきました。

皆さんからもらったフィードバック一例

思った以上に詳細なフィードバックをいただけてタジタジとした私でした。特に「一番最初に個人情報の取り扱いについては明記しておいた方がいい。」というご意見は総務部の人からじゃないと出てこない指摘だなと思って、あらためて様々な立場の人に見ていただくことが重要だなと思いました。

ダイバーシティな課題に向き合う

さて、実はフィードバックで一番盛り上がった内容は「性別」欄をどうするかということでした。私は社内のダイバーシティ推進担当も兼任しているので、今回初号機アプリでは、わざと「選択式」ではなく「入力式」にしたのです。海外の履歴書には「性別」の項目は既に無いらしいですし、個人的には不要でもいいかとも思うのですが、この項目は行政への手続き文書でも必須なので無くすことはできません。何らかの入力が必要なのであれば、LGBTの人たちへの配慮という点を鑑みると「選択式」ではなく、「入力式」がいいのではないかと考えたのです。

しかしながら、みんなから「入力は選択式の方が手間がかからず良い」「入力式にしてしまうと例えば"おんな”と”女”で揺らぎが出てしまうので、後から集計するときに大変だよ」というご意見をたくさんいただきました。じゃあ、どんな選択肢にしたらよいのでしょうか。※身体的な性別を答えてください。と質問に注釈をつければいいのでしょうか。これには新卒の採用を担当している子が答を出してくれました。「最近の大手サイトでは ・男・女・その他 の3択が一般的ですよ」
なるほど、現段階ではベストな選択肢でしょう。今回のアプリではこの案を採用することにしました。

修正を自分たちの手でできるということの重要性

皆さんの意見を受けて私は性別を三択に変更しました。Glideというアプリなら1分ほどですぐに変更できます。
ただ、これが外注だったらどうでしょうか。変更に1万円かかったり、いえ、うちは男と女の2択しか対応してませんから、といったように冷たくあしらわれたのではないでしょうか。
性別が2択なのか3択なのか、それは外注先にとってはどうでもよいことかもしれません。でも人権問題に真剣に取り組む私たちの会社にとっては非常に重要でマストな問題なのです。こういうちょっとしたことが私に「自分でシステムを作りたい」と思わせる原動力になっているのかもしれません。

郵便番号入力したら、住所が出てきたらそれっぽいよね

こんな感じで皆さんから色々とフィードバックをいただいたのですが、どれもGlideであれば簡単に自分の力で修正が可能でした。たった一つ「郵便番号入力したら住所が出てきたらそれっぽいよね!」という答えを除いて…

さすがシステム部の偉い人は「ちょっとがんばったらできそうなこと」を
絶妙な感じで提案してきます

この2か月間私はノーコードツールのお勉強をしてきました。そしてその中で郵便番号を入力すれば住所のデータを返してくれるAPIがあるよということをとある方に教えていただき、存在を知っていたのです。
これは何を意味するのか。可能性はゼロではない。がんばればできるはず!ということです。

おそらく、このmakeというノーコードツールを使えばできないことはないはずなのです、多分。

なぜわたしがこんなに弱気なのか…。それは私がmake劣等生であることを自覚しているからです。ノーコードツールを触り始めて一番最初にわけもわからず何となくやり過ごしたツールだったので、今もう1回やれ、と言われてできる気がしません。
「でも、可能性は0ではない、きっと頑張ればできるはずだ。」
APIさえあれば結構無敵。これもこの2か月で学んだことです。

3人寄れば文殊の知恵(2人だけど)

1からmakeを復習しなくてはあかん、もうだめだ、間に合わない、と絶望している私の元へ救世主が現れました。
「makeであれば力になれるかもしれません。」
現れたのはmakeを頑張りすぎてmake課金勢となった職場の後輩こうちゃん(仮)でした。※makeは無料ツールですが、1000アクション以上すると課金が必要となります。
「今からチームス繋げますか?」とこうちゃんからメッセージが来た時点で23:30。ここからが熱い戦いの始まりでした…。

二人で真夜中に外国人のおじさんYou Tuberを食い入るように見る

makeは課金するほど詳しいけどGlideはほぼほぼ触ったことがないこうちゃんとGlideはまあまあ触っているけど、makeはほぼほぼ忘れている私。二人でお互いに欠けあっている部分を埋めてどうにかしていくしかありません。

まずはGlideとmakeをよくわからないなりにつないでいきます。ここ押したらなんとなくできそう、みたいなよくわからない直感で、なんとかつないでいきます。make部分はこうちゃんがほぼほぼ教えてくれました。ただ、できあがったものを試してみるとGlideとmakeのつなぎ目のところでエラーが出てしまいます。
「一見つながっているっぽいんだけど何が悪いんだろ…。」
こう「参考記事とか資料とかないんですか?」
「エンジニアの方から説明のYou Tubeも教えてもらったんだけど、全部英語だよ。こうちゃん英語わかる?」
こう「わかりません。でも見ましょう。(きっぱり)」

なんて男らしい…。でもこの姿勢こそが重要だということを私は今回学びました。よくわからないなりに突っ込んでいく姿勢。それこそがすべての道を切り開いていくのです。

時計は既に25時を回っていたような気がします。食い入るように英語でしゃべるおじさんのビデオを見続ける私たち。やっぱり何を言っているかさっぱりわかりません。でもそこはやはり、ビデオならでは。おじさんがやっている作業で私たちがやっていない作業が一つ見つかりました。

「おじさん、Glideから送る情報を選択する作業をやってない?」
こう「確かに。」
「この作業が抜け落ちていたのかも。ほら、私たちの画面はこの部分が赤くなってるけど、おじさんの画面は緑色になってるよ。」
こう「本当ですね。これ何の情報を選択しているんでしょうか?」
「多分、自分が送りたい情報を選択しているんじゃないかな。よくわかんないけどなんかテキトーに入力してみるわ。」
こう「お!画面が緑色になりました。じゃあこれで試してみましょう。」
「うまくいってくれーーーーー!あーーーー!つながったーーーーー!」

夜中に喜びのあまり絶叫する私。その後、さらに微調整するうちにいつのまにか26時。でもきちんと郵便番号を入力すると住所が返ってくるところまでできあがりました。

しかし、スプレッドシートに帰ってきた情報をGlideに返すには、管理者側がいちいちリロードボタンを押さなくてはいけないということがその後判明し、この作業は一旦頓挫してしまいました。お金を払って、プランを上げると「オートリロード機能」が使えるようになるということなので、後日上長に提案してみたいと思います。

さて、後日談ですが、こうちゃんはこの次の日遠方出張のお仕事だったそうです。それなのにこんな夜中まで私の作業につきあってくれて…。
彼はオロナミンCが大好きとのことでしたので、いない時にそっと机の上にオロナミンCタワーを作っておきました。
ありがとう、こうちゃん。君の偉業は忘れないよ。

真の印鑑レスは実現するのか

さて、この頃私はもう一つの壁にぶつかっていました。最終提出先が「社内」の書類に関しては、部署内で話し合って「印鑑」ではなくて、「電子署名」で代替して印鑑レスで行こう、という方向へ進んでいたのですが、「社外」が提出先の書類に関しては私たちが勝手に印鑑を無くすわけにはいきません。それはただの不備がある書類です。

問題となったのは社会保険加入者の中でも扶養者がいる方向けの書類です。この書類たちの提出先は「健康保険組合」や「年金事務所」となります。他の書類もそうですが「行政」系の提出先だと現時点ではペーパーレスは無理なのかもしれない、せっかくアプリ作ったけど意味がないのか…と悩む私にベテラン人事管理の先輩が声をかけてくれました。

「でも、新入社員が毎年100名入社するとしてこの書類が必要な子はひとり、ふたりじゃない?だったら、扶養人数入力する項目でどの子が書類が必要かどうかはわかるから、該当者にだけ紙で送ってあげる、でいいと思う。そもそもこの書類20ページもあって、内容も難しいから誰かが手伝ってあげないと難しいかも。そこはデジタルとアナログをうまく使い分けていけばいいだけだと思う。」

なるほど、確かに。98%はデジタルで対応し、イレギュラーの場合のみアナログで対応するというのが今の私にできるベストかもしれません。行政の方達も最近マイナンバーカードの普及に力を入れていますし、きっといつか真の印鑑レス時代がやってくることでしょう。それまでは自社内でできることを最大限実施していくことといたします。

アプリは完成したのか…???

さて、そんなこんなでアプリは完成したの?と皆さん思われていることでしょうが、「う、うん…(あちこち工事中になってるけど)、(一応)完成したよ。」が答えになります。

今回実装できなかった機能&叶えられなかったフィードバック一覧

  • 内定者が入力し終わったら、採用担当者にアラートが飛んでくる機能

  • 最寄り駅を入力したら定期代を計算してくれる機能

  • スプレッドシートに入力した情報を提出用書式に自動的に書き込んでくれる機能

  • 誓約書をきちんと上から下まで読まないと電子署名が書けない機能

  • サインインの方法をもっとスマートにしてくれないか

  • 生年月日の入力方法を引き続き見直ししてほしい。入力するのも大変だし、カレンダー機能も使いづらい。何十年もさかのぼるのが面倒くさい。

武器を持つことの重要性

冒頭にもお話ししましたが、私はとある小売業の会社にてパートアルバイトの採用を担当しております。最近はどこの会社も「生産性」や「効率性」を重視しており、当社でも生産性向上のMTが定期的に行われております。
生産性を上げるための方法は2つの方法があります。それは①売上高を上げる②総労働時間を減らすです。

個人的には日本の人口が減ってきている中、売上を上げていくのはなかなかに難しいことだと思っております。維持するだけでも難しい中、上げていくのであればなにか大きなイノベーションを起こす必要があるでしょう。
2つ目の総労働時間を減らす、に関してはそもそも日本の人口が減っているので、店舗の人間も比例して年々減っています。きっとこの流れは教育の無償化などが進み、出生率が上がらない限り今後も変わらないでしょう。

だからこそ、会社が取り組むべきは「無駄をなくすこと」「いらない仕事を減らすこと」「機械に任せられることは任せること」だと思うのですが、なかなかその方向には話し合いが進まず、生産性の会議から帰ってきた上司から「パート・アルバイトさんどんどん採用して~」という指示が飛んで、私は「???」となるのです。もちろん指示を出された上司ご自身もおかしいな、「生産性を上げる」と真逆の方向の指示を出しているな、と自覚したうえで私に指示を出しているというカオス。

でも私は思うのです。ノーコードツールを勉強する前の私がこの会議に出席してもきっと迷走しただろうな、と。
今の私ならわかるのです。「きっとこのツールを使えばAという業務は自動化できるはず。」
どういうことが実現可能で、どのあたりが実装するにあたって難しいのかがなんとなくですがわかるようになりました。テクノロジーの進化は自分が思っているよりも全然進んでいます。小さいころに見たドラえもんの秘密道具の世界に私たちはもう住んでいるのかもしれません。自分の思った以上に「こんなことができるんだ!」が存在しているのです。私は武器を手に入れることで「可能性の一端」を手に入れることができました。
もちろん実装するにあたっては地道な努力と果てしない時間の浪費が必要なのですが、それを克服する方法を学んだ2カ月でした。

人のこころがいつも一番難しい

そしてもう一つ。「人のこころがいつも一番難しい」
DX化を阻むものの、それは「思い込み」でした。

  • こんな難しいこと私たちにはできない

  • これが自動化されてしまったら私たちの仕事は機械に取られてしまう

そんなことない、そんなことないよ!と大声で私たちは叫び続けなくてはなりません。もちろん自分がやったことのないこと、よく知らないことを忌避してしまう気持ちは凄く良くわかります。だからこそ、もっとライトに、もっと楽しく、自分たちの取組をみんなに広めることが重要だなと感じました。幸い、私のアプリは私の知らないところで広まっていて、アプリお披露目会見たよ!と直接お誘いできなかった方からもお声をたくさんかけていただきました。この声がどんどん広まっていけばきっといつかは大きなうねりになるはずです。それを目指して引き続き頑張ります。

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