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事実には価値があるのか?〜かなやたなは(@sousanusi)と大和民族〜

#かなやたなは

1. 大和民族の心理

儒教系統の認識 大和民族は事実を提示すれば、世界の問題が解決すると感じている。

言い換えると、大和民族が感じているのは、もし彼らが事実を提示するならば、世界の人々がその事実を理解して納得して、その事実に沿って行動する。その時、その人々は事実に反した行動を実行しない。

上記が大和民族の心理である。だからこそ、かなやたなはは外資や大学、移民やLGBTに関してズバッと本質的なことを言おうとする。なぜなら、彼が感じているのは、もし彼が現実を的確に論じるならば、周りの人々が彼の本質的な発言に賛同して、彼らが世界を彼の発言に沿って変えるだろう。

しかし、かなやたなはの感じ方は非常にナイーブ(純真、無垢)である。悪くいうと、未開の人々や田舎の人々はこのように考える。”事実には価値がある、事実は世界を変える”と彼らは考える。しかし、現実的には、事実には価値がない

2. 現実

儒教系統の認識 現実はいじめっ子の理屈に近い。

いじめっ子がいじめられっ子をいじめるが、学校ではなぜかいじめっ子がいじめられていることになり、いじめられっ子がいじめっ子をいじめていることになってしまう。つまり、いじめっ子がかわいそうな被害者であり、いじめられっ子が他人をいじめる加害者になる。

本当は、いじめっ子が加害者であり、いじめっ子が悪いのに、現実ではいじめられっ子が加害者であり、いじめられっ子が悪いことになる。この逆転現象は世界における政治や外交の現場でも観察される。

日本人も日本国も本当は"差別される側"なのに、彼らがなぜか"差別する側"に西欧白人に悪魔化されている。LGBTに関しても、差別が本当に酷いのは、西欧であるのに、なぜか日本や日本人が差別する側に仕立て上げられている。

上記の理由は日本人も日本国も政治(politics)で西欧白人に敗北したからである。いじめられっ子は政治や統治を苦手とするので、いじめられっ子はいじめられる。そして、彼らは政治や統治を苦手とするので、"本当は"被害者なのに、なぜか加害者扱いされる。

3. 応答

儒教系統の認識 いじめられっ子は説明と分析で応答する。

もっというと、いじめられっ子は事実を説明して、相手に納得してもらって、相手を説得して、やめてもらおうとする。「説明→納得→説得の完了→いじめの消失」という思考がいじめられっ子の思考である。

例えば、いじめられっ子は「日本は差別していない」と西欧白人に説明して、西欧白人に納得してもらって、西欧白人に日本を批判することをやめてもらおうとする。普通に考えれば、そんなことをしても、いじめは止まらないだろう。

西欧白人は「日本は差別していない」こと、「「日本の差別は酷くない」ことを当然よく知っている。そんなことは百も承知である。彼らはわざと、悪意を持って、相手を加害者扱いしている。いじめっ子のように。


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