見出し画像

法律は行為のみを裁くのか?〜俺ら(katotoorera)の政治信条〜

 以下では、俺は法律は行為のみを裁くのかについて述べる。結論から言って、俺は法律は行為だけでなく、状態も裁く。

画像:https://unsplash.com/photos/7vSlK_9gHWA

1.0 背景

 例えば、サッカーの試合が存在して、ある白人の審判が存在する。その審判は白人にはレッドカードを出さないが、レッドカードを有色人ばかりに出す。

ある有色人がハンドをした。その審判はレッドカードを出した。ある白人がハンドをした。しかし、その審判はカードを出さなかった。

この時、感覚的には、この審判は何らかの刑罰を受けるべきであるように感じる。しかし、この審判はレットカードを出さないという状態にある。動詞の否定を状態と仮定する時、もし法律が行為のみを裁くならば、この審判は罰されるべきでない。

2.0 解決案

2.1(解釈による解決)
俺は動詞の否定をある種の状態的動詞と解釈する。

俺は動詞の否定をある種の状態的動詞と解釈する。この時、上記の審判の状態は状態に見えるが、行為である。だから、その審判は罰される。

2.2(思考の規範による解決)
もしある主体がある状態を自己の自由意志で作るならば、その主体はその状態に関しても罰される。

もしある主体がある状態を自己の自由意志で作るならば、その主体はその状態に関しても罰される。この時、上記の審判は罰される。なぜなら、彼はレッドカードを
出さない、つまり〜しないという行為を選択した。

2.3(改革による解決)
法律は行為だけでなく、状態や存在も裁く。

法律は行為だけでなく、状態や存在も裁く。ただし、その状態や存在が自由意志によって作られた場合のみである。この時、上記の状態はサッカーの審判による自由意志によって作られたので、サッカーの審判は罰される。

3.0 応用

ここから先は

376字

¥ 300

社会システムの設計に関する寄付は「ここから」。 君の寄付をありがとう!とても嬉しい!