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ボジョレー・ヌーヴォーのお話[20191121]

さてさて今日は、タイトルにもありますが、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日ですね!🍷
11月1週目の山梨ヌーヴォーの紹介の際にも少しお話しましたが、今月は新酒祭りということで、ボジョレーについてももう少し掘り下げてみたいなと思います。

ボジョレー・ヌーヴォーとは?

ボジョレー・ヌーヴォー、というのは、フランスのボジョレー地区(ボージョレとも言います)で作られる新酒のことで、解禁日毎年11月の第3木曜日と決まっています。
なので、どの国に行ってもボジョレーの新酒は11月の3週目、今日の午前0時まで待たないと飲めません

これって何だか素敵な日

そして今日は解禁日ということもあって、いろんな国の人たちが一斉にボジョレーの新酒ワインを飲む日です。
国は違えど、皆で同じワインで乾杯する日って、何だか素敵ですね〜🍷
世界的にお酒がメインになる記念日って、一年で今日くらいしか無いのでは、なんていう風にも言われています。

盛り上がってるのは日本だけ?

と言っても、意外にもフランスではこのボジョレーはあまり騒がれていなくて、日本の方が断然盛り上がってるようです。
フランスから日本に輸出されるボジョレー・ヌーヴォーは、全世界分の1/4だそうです。すごい量ですよね。
ではなぜ、日本でこんなに輸入されて盛り上がるようになったのでしょうか?

日本で盛り上がる理由1

日本で騒がれる理由としては、色々と説はありますが、ボジョレー・ヌーヴォーが造られているフランスよりも、日本の方が早く解禁するからと言われています。解禁日は世界共通なのですが、時差の関係で日本の方が先に飲めますもんね。
新しいものが好きな日本人にとって魅力のひとつになったのではないか、とのこと。

ちなみに、他国のボジョレーファンが、いち早く今年の新酒が飲みたいから、自分の国より解禁されるのが数時間早い日本にわざわざ来る人もいる、なんて話も聞いたことがあります🥂

日本で盛り上がる理由2

あとは、ボジョレー・ヌーボーは今年収穫したぶどうを使って1ヶ月程度で作られるので、フレッシュで軽く、とても飲みやすい味わいになります。
なので、ワインを普段飲まない人でも受け入れやすい、ということで、日本に広まる理由になった、という説もあります。

さっきフランスではあまり騒がれていないと書きましたが、フランスの人たちは普段から熟成された濃いめのワインに触れているので、新種のようなフレッシュなものはあまり好まれず、ボジョレーもそんなに盛り上がってないらしいです。

近年の事情...?

と言ってもね、ここ最近は日本でも前ほどの盛り上がりは無くなってきていてですね、数年前に輸入量を減らした関係でボジョレー地区の人とちょっともめた的な話も耳にしたことがありますが、最近はどうなんでしょうね。笑

とはいえ、とっても歴史ある記念日ですし、ワインの味わいも毎年変わりますから、きっと楽しめますよ!
皆さんも是非今日は、ボジョレーの新酒を味わってみてくださいね🍷

という事で、今回も最後まで見て頂き、ありがとうございました。
今日も元気に、いってらっしゃい!

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