「学問のすすめ」を初めて読んでみた話
今日の
福岡市は32度まで上がり、
すっかり真夏のようでした。
たまらずエアコンをつけていましたが、
先日手洗いしたエアコンは快調に動いてくれているようで、よかったよかった。
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さて、今日は福沢諭吉の「学問のすすめ」を初めて読んでみた という話です。
#読んでみた方はいますか?
福沢諭吉の有名な言葉があります。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
私は、この言葉を、
人々の平等性を説いた言葉だと思っていました。
しかし、
実際には続きがあり、意味するところは全然違ってました。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。
されば天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資とり、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずして各々安楽にこの世を渡らしめ給う趣意なり。
されども今広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。
その次第甚だ明らかなり。
実語教に、人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なりとあり。
されば賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由って出来るものなり。
非常に ざっくりとまとめると、こんな感じ。
・天は人々を平等につくったという
・それならば身分の差がなく誰もが仲良く出来るはず
・しかし、世の中には賢い人、愚かな人、豊かな人、貧しい人など、様々な人がいる
・実語教(という教科書)には、人は学ばなければ知恵が出ず、愚かだ とある。
・ということは、愚かな人と賢い人の差は学問をするかしないかによって生まれる。
要するに
「勉強することがめちゃくちゃ大事なんやで」
ということらしい。
ぜんぜん分かってなかった!
福沢諭吉といえば、
慶應義塾大学を創設した人として有名ですが、
晩年まで、学び続けた方のようです。
気がつけば、私はもうアラフォーになっているのですが、本を読んだり、人の話を聞いて考えたり、少しずつでも「学ぶ」という意思をもって取りくんでいこうと、何だか背中を押してもらった気分です。
もし、まだきちんと読んだことがなければ、
「学問のすすめ」オススメの一冊です。
追記
Kindleなら原文版を無料で読めます。
が、
言葉づかいとかが難解なので、要約版とかコミック版の方がとっつき易いのでオススメです。
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