成長とはなんぞや? 創造力豊かな思考編
さてさて、
今日も引き続き「成長とはなんぞや」をメインテーマに置きつつ、
その構成要素の一つである、
「創造力豊かな思考」について、考えてみようと思います。
なぜ、想像力豊かな思考が成長の構成要素なんだ?という方は、
下記をご覧ください。
創造力豊かな思考とはなんぞや?
さて、いきなり難問を提示された気分です。
昨日までのアプローチ方法であれば、
創造力 豊か 思考 と細かく分けて、それぞれを辞書で調べながら、
全体としての意味を捉えていくところなのですが、
同じやり方にちょっと飽きてきたので、別のアプローチで考えてみようかと思います。
創造力が豊かというのは、どういうものか。
脳内ブレストしてみる。
・多角的な観点がある
・新しいアイデアがある
・独自の視点がある
・既存の枠組みにとらわれていない
・既存のアイデアを組み合わせることで新しいものに昇華させている
・革新性がある
・斬新さがある
・大胆さがある
・より細かな具体性がある
などなど。
また、先日参加したワークショップで、
クリエイティブシンキングという思考法についてレクチャーを受けた際には、ブレストを行う際に、相手が出した意見に対して、
「その意見の○○はいいね。さらに付け加えるなら□□・・・」
と、肯定しつつ、追加するというコミュニケーション&思考法が紹介されていました。
この思考法も、既存の考えを広げる効果があります。
さらに、
以前にあるコンサルティングファームのパートナーの方と一緒にお仕事をさせてもらった際に、こんな言葉を聞いたことがあります。
「思考には2つの方法がある。
一つは、ハチの思考。
もう一つは、ハエの思考。」
これは、ハチは目的に向かって直線的に飛ぶことに対し、
ハエはカーブしながら右往左往する様をたとえた言葉で、
課題解決のための最短距離を求めて論理的に思考するのか、
アイデア創出のために、拡散的に思考するのか、
この2つの思考法を意識して使い分けることの重要性を説かれていました。
これらをまとめてみると、
「創造力豊かな思考」とは、
固定概念や既存のフレームには縛られずに、
多角的な視点で、拡散的にアイデアを創出する思考能力ということでしょうか。
もちろん、
何かのアイデアを出すためには、そのベースとなる知識であったり、経験が必要になります。
創造力を豊かにするためには、
それらの知識や経験に基づく考え方を、
過去の成功法則に当てはめて、思考を積み上げるというよりは、
何か新しい要素を付加したり、かけ合わせることがより重要視されているように思います。
特に、この「想像力」が強く求められるシチュエーションとしては、
新しい問題が発生した時、新しい状況やシチュエーションにいるとき。
即ち、
現在のように複雑性の高い問題や変化の激しい時代には、
ことさら重要視される要素なのだろうと思います。
個人的な意見になりますが、
創造力豊かで、且つ有効性が高い思考というのは、
ただ"真新しい"というだけではなく、過去の知識や経験の積み重ねの発展した先にあり、且つ多角的に検討され有効性の高いアイデアや問題の解決方法を探る思考法なのだと思います。
そういう意味では、
新しい意見をどんどん出せる=想像力豊かな思考力に長けているというには、もうあと一歩というところかな と。
#でも新しい意見を出せることは本当に重要で貴重
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というわけで、今日は「創造力豊かな思考」について考えてみました。
残るは7つの要素。明日以降も好き勝手に書いてみようと思います。
④クリティカルに考えていく力
⑤効果的なコミュニケーション
⑥対人関係スキル - 自己開示、質問する能力、聴くこと
⑦自己意識
⑧共感性
⑨情動への対処
⑩ストレスへの対処
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