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雪が降っても面接は進む

今日は大寒波の到来と覚悟をしていましたが、寒い寒い。
窓の外を眺めてみると、強風で駐車してあったバイクが倒れていたり、どこから飛ばされてきたのか、ニット帽が風に吹かれて視界を横切って行ったり。

それに積雪も。
わずか数センチ程度ではあるものの、私が住む福岡の街は雪などほとんど積もることなどないので、もうちょっと降り積もろうものなら、あっという間に交通がマヒしてしまう。そうなったら困る人もたくさん出るだろうし、大変なことがたくさんあると頭では理解しているのだけれど、心の中ではちょっとだけ雪が積もることにワクワクしている不謹慎な自分もいる。

昔から大阪や東京など、積雪がほとんどない地域で暮らしてきたので、雪というものに対する憧れのような気持が大きい。初めてニセコに行った時は、フワフワのパウダースノウに向かって何度も何度も飛び込んではケタケタと笑い転げていた。それくらい雪へのワクワクがあるのだ。


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ひと昔前であれば、雪が降って交通機関に乱れが発生すると、仕事の予定なんてアッと言う間に狂ってしまっていた。

それが今はどうだろうか。

当たり前に誰もがリモート環境を手に入れている。
どこにいようと電波がある限り、ZoomやTeamsなどのツールを駆使してリアルタイムに顔を見ながら話が出来る。

面接官にとって、面接がドタキャンになるというのは、残念なことであると同時に、ちょっと嬉しいことだったりもする。
残念・・・というのは、採用を進めたい立場から見ると、遅れが生じる原因になるからだ。
一方で嬉しいと感じるのは、予定が空いて時間的余裕が生まれること。(一時的にではあるが)やらないといけないことから解放されたこと。そんな些細なことでも嬉しいと感じてしまう。


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このnoteを書きながら思ったけれど、子供の頃から変わらないのだ。
台風が来て学校が休みになると嬉しいのと少し似ている。
学校が嫌いな訳でもなかったし、休みになったとて代わりの楽しみなどを持っているわけでもないのに、非日常的なイベントにワクワクしてしまうのである。

面接も好きなんだけど。
でも、雪のワクワクには勝てない。
とはいえ、大事にはなりませんように。あと寒いのは苦手なのでほどほどで済みますように。


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