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仕事納めのタイミングとお休みの調整

12月27日。年内も残り数日。
そろそろ大掃除を始めねば・・・ということで、今日は朝から洗車に。
混雑を避けられるようにいつも平日に洗車場に行くことにしている。

今日もそこまで混んではいなかったけれど、通常時に比べると3割ほど利用者が多かった印象。もう年末休みに入ったのか、年末だから洗車でもという人が集まったのか。

フリーランスで働いていると、カレンダーに対する感覚が会社員時代とは少し変わってくるのを感じる。

完全週休2日という概念がまずなくなる。
休みたい時に休むことが出来るし、土日であっても仕事をすることもある。もちろん、仕事をしたくても予定が入らなくて図らずも休みになってしまうという事もある。

また、入社式や年次評価、季節行事といったものもなくなるので、仕事上での季節を感じにくい部分もある。

前職で人事として働いていた当時は、12月といえば会社にとっても大きな繁忙期シーズンであったし、人事にとっても年次評価の会議や資料作成が集中する時期だったので、割とせわしなく過ごしていた気がする。

一方で、年末の休暇をいつからとるか、業務量とチームの状況をみながらスケジュールを立てていたことも懐かしい。

有給休暇を比較的自由に取れる社風だったので、12月の3週目くらいから正月明けまでのバケーションを取ったりする人もいるくらいだった。
私も、10年近く働く中で、12月の後半から年明けまで3週間ほどのバケーションを取得したことが1度だけある。

3週間とまではいかなくても、最終週と年明けの最初の週を休むなんてことは日常的にある話で、もし私がまだ当時の会社で働いていたら、既に年末休暇に入っていただろう。


この”休みを取る”というのも、仕事を続けていく上で重要なスキルだったりする。

休みを取るのが上手い人は、気分転換をしっかりできて、仕事にもよい影響が生まれてきたりする。逆にうまく休みを取ることができないと、疲労が蓄積したり、リフレッシュができなくて仕事に悪影響が出てしまうことだってある。


では、どうすれば休みを上手に取ることが出来るだろうか。
これまでに見かけた休み上手な人の特徴をいくつか紹介してみる。

・早い段階から宣言する人
例えば、年末の休みについて9月とか10月頃から「年末は〇日から□□に行きます!」と周りの人に宣言しまくるような人がいる。
これはこれで効果的だ。

その人の上司は、年末年始のリソースが減ることをふまえて、タスクの割り振りを考えたり、前倒しで業務を進める調整が出来る。
周りの人も、○○さんがその日休むなら自分は・・・と調整の基準が出てくる。

ただ、毎年自分の都合ばかりを優先していると、周りの人からの印象やチームワークへの悪影響が出てしまうことがあるので、注意が必要だ。
せめて、前もって仕事をきっちりこなしておくとか、気持ちだけでもお土産を用意するくらいの小技があった方がよい。
これは単純にお金をかけて解決するということではなく、休みの取得について協力してくれたことに対する感謝を分かりやすく示す方法である。

・チームがしんどい時に頑張っておく人
年間の中で誰もが休みたいような時期というのがある。年末年始やGW,お盆などである。
こういった時期は、家族や親せきの集まりがあったり、大型の連休として旅行などに出かけやすかったりするからだ。
しかし、場合によっては部署のメンバー全員で休むことが出来ず、誰かが”お留守番”をしないといけないような場合がある。

年末年始にしっかり自分のぺースで休みたいという人は、お盆(夏休み時期)やシルバーウィークあたりで、みんなの代わりに出勤して、チームや上司に恩を売っておくというのも一つの手だろう。


ちなみに、有給休暇というのは社員の権利なので「取得の理由に関わらず、原則として、会社はそれを拒むことが出来ない」というのは既によく知られている話である。
”原則として”というのは、会社には時季変更権というものがある。

時季変更権
従業員が日を指定して年次有給休暇の申請を行ったのに対して、会社側から日の変更を求めることができる権利をいいます。労働基準法第39条5項において「請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。

有給休暇の時季変更権とは?わかりやすく解説
弁護士法人 咲くやこの花法律事務所 企業法務の法律相談サービス

要するに「みんなで一斉に休まれたら、仕事がまわりません」という場合については、会社側は従業員の有給取得時期を変更することが出来る。もちろん細かくみていくと、時季変更が適法となる場合と違法となる場合がある。


まぁ、大事なことは長く働こうと思ったら、お互い持ちつ持たれつであることを考えたり、チームとして納得しながら休みを取れる仕組みを作ることが重要という事ですね。

というわけで、仕事納めをされた方は1年間お疲れ様でした。
まだの方は、残り数日頑張っていきましょう。

ちなみに、私は29日に面接予定があり、それで年内は仕事納めとなる予定です。


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