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会社が変われば研修が変わる?研修が変われば会社が変わる?

採用と切っても切り離せないもの、それが研修。

例えば、レベル100の人材を採用するのに、1年かかる場合に、
1日で採用できるレベル1の人材を3か月でレベル100にできる研修があるとすれば、採用の難易度(必要となるコスト)は下がる。

さらに、仮にレベル100のポテンシャルを持っている人材を採用出来たとしても、短期離職など、定着しなければ採用に投下したコストは無駄になるだけではなく、社員の退職というのは残る社員や組織に対してもネガティブな影響を与えるリスクが高いことまで加味すると、マイナスのインパクトはさらに大きくなる。

つまり、育成と定着の観点から、初期研修がとても重要であることは明白である。


よりよい研修を作るための大きな阻害要因になるもの、それは「昔からこのやり方だった」という旧態依然とした考え方である。
時代は刻一刻と変化しているため、社会環境も変化し、学校教育の内容も変化しているため、ビジネスの進め方も変わるし、入社してくる新入社員の素養も年々変化する。
つまり、研修についても品質保持期限のようなものがあり、どこかで陳腐化したり、時代に合わなくなることある。

その際に、フレキシブルに内容を変更したり、ブラッシュアップし続けることが組織にとって重要である。


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多くの企業で人手不足が叫ばれ、優秀だと思った学生に内定を出せども辞退される。
採用成功のカギは、全ての条件に当てはまるキラ星のような候補者探す方法を考え続けるよりも、どんな人材でもハイパフォーマーに育成できる研修方法の構築にあるのかもしれない。

「ハイパフォーマー(の卵)×素晴らしい研修」がもっともなことは言うまではないけれど。

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