見出し画像

成長とはなんぞや? ストレスについて考える

今日は朝から面談。
カテゴリーとしてはキャリア相談というより、どちらかと言えばメンター的な感じでお話させてもらった感じ。
いずれにしても、人が変化していく様を伴走してみているのは面白い。大抵の場合は、悩みの答えは皆さん自分の中にあって、そのことに気が付いていないか、気づいても動かない理由を作っていたりする。そういう枷みたいなものが取っ払われていくと、なんか楽しそうに動き始める。


さて、ながらく続けてきた「成長とはなんぞや?」シリーズも終盤です。
精神的、人格的成長に必要な社会技能から「ストレスへの対処」をテーマに考えていこうと思います。


そもそも「ストレス」って何?

ストレス社会だとか、仕事がストレスだとか、対人関係からくるストレスだとか、いろんなストレスがありますが、そもそもストレスとは何でしょうか。

ちなみに、昔読んだ漫画だったか小説だったかにこんな記述がありました。

医者ってのは、
なんだかよく分からない病気の原因を
ストレス と呼ぶんだよ

さすがに、この表現が乱暴なことは分かりますが、いざストレスを説明しようと思うと、明確にビシっと説明できる言葉が出てきません。

ですので、
ちょっと調べたみたところ、厚生労働省のHPにこんな記述がありました。

そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。つまり、日常の中で起こる様々な変化が、ストレスの原因になるのです。
(厚生労働省 みんなのメンタルヘルス より)

少し脱線しますが、
人事をやっていた時は、厚生労働省のHPから情報を得ることが結構ありました。健康とか安全衛生に関する様々なことについて、国の見解や定義、また関連する法令なんかの情報がまとまっているので、労務関係の実務にも直結できて便利でした。


さてさて、本題に戻りますが、
ストレスとは、外部刺激による緊張状態のこと だと定義されています。

また、ストレスの原因は、
環境要因、身体的要因、社会的要因など様々とあるのですが、何に対してストレスを感じるか は人によって千差万別です。

例えば、仕事が忙しいほどストレスに感じる人もいれば、逆に暇すぎる方がストレスという方もいますし、暑いのがストレスという人もいれば、空腹がストレスということもあります。


ストレス反応

ストレスを感じると、その反応が様々な形で現れます。
これも人によって現れ方は異なりますし、どれか特定というわけではなく、複数のものが同時に現れるということもあります。

身体反応
何かしらの体の状態が悪くなります。

画像1

精神的反応
気分的に落ち込んでしまったり、ドンヨリします。

画像2

行動反応
言動に影響が出てきます。

画像3

ストレスを感じたときに、上記のような反応が出るのは、
ある意味、当たり前の身体の反応なので、こういった症状があれば、ストレスを自覚していなかったとしても「あれ?何かストレス感じているのかな?」と自分を振り返ってみるのがお勧めです。

軽めの反応が出ている間に、ストレス対処(コーピング)に取り組めば、すぐにストレスを解消できることもあります。

しかし、ストレス反応が出ているにも関わらず、対処をせずに放置してしまうと、症状は悪化し、自律神経失調症やうつ病、パニック障害などの精神病になったり、円形脱毛や胃潰瘍といった身体への影響が出てしまう恐れもあります。


ストレス対処の方法を考える

では、ストレス反応を自覚したり、ストレスを感じている時にどうすればいいのか?

そういった場合に行う、
ストレスコーピングと呼ばれる対処行動があります。

詳細は別途、こまかくnoteしようと思いますが、
・問題焦点型コーピング
・情動焦点型コーピング
・発散型コーピング
といったものが、代表的な対処行動です。



*******
すみません、今日はここまでで一休みします。
(もったいぶっているわけではなく、疲れて集中力が続かなくなってきました)

別途、
・ストレス原因(ストレッサー)の特定、
・コーピングの概要
について、改めて考えてみようと思います。

ここまで読んでくださった皆さん、
ちょっと尻切れトンボ感が満載でごめんなさい。

次回の「成長とはなんぞや」にて頑張ります。

サポートありがとうございます!小躍りしながらキャリア・コーチング関連書籍の購入費に充てさせていただきます。