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倫理憲章なんてぶっとばせ。

今日から12月。今年も残すところあと1カ月ですね。
一気に寒くなり、風邪などを引きやすい季節ですが、みなさん頑張っていきまっしょい。

さて、今日は就活(採用活動)関連のニュースから一つ。

やっと就活のサイクルが変わるかもしれないと思うと、よい流れだと思う。

大学卒業と同時に就職というフレームは企業側にとっては採用や研修をある程度まとめて一括実施出来るというメリットはある。しかし学生からすると、そのサイクルから外れてしまうことで、自分が望む企業への就職や、キャリアプランを実現することが難しくなる可能性が高い。(現在のところ、新卒(+第2新卒)向けに、通年採用やオフサイクルの採用を実施している企業は限定される)

海外ではギャップイヤーを使ってボランティアに参加したり、留学をしたり、或いは旅行に行ったりする人が一定数いる。学業でもなく、就業でもない経験というのは、価値観を拡げ、社会活動に参加する上での根本となる考えを身につける機会となる。

短期的に見ると、モラトリアムの延長と捉えられてしまう可能性もあるが、就職する前段階で自分自身の価値観をクリアにすることができれば、その後のキャリアを進める際に迷いを減らすことにつながり、中長期的なキャリアという観点ではメリットが大きい。

企業が採用のサイクルにフレキシビリティを持つことで、就活生にとってキャリアの選択肢が増える。
企業側からすると、採用と受け入れコスト(金銭的、時間的)が増大してしまうように思われるが、逆に特定少数の個性が明確な学生を見つけ、採用するコストを抑えることが出来るように思える。現在の就活、採用スキームでは、特異性のある学生を見つけ出すことが非常に難しい。


冒頭のネット記事で、プロセスリーダーは政府と記されていたけれど、企業側(経団連側)が主導でやってしまえばいいのに。というか、倫理憲章なんて無くしてしまえばいいのに。
さぁ、ファーストペンギンになるのはどの企業か。


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