社会福祉士を宣伝!【提案】障害者施設利用契約の重説&サインを社会福祉士の独占業務に。
その①
相談支援はどこなんですか?
「○○○○」
あそこかぁ~
その②
相談支援はどこなんですか?
「この方、セルフプランですね」
・・・・・・・
ここんとこ、放課後等デイサービスのスタッフ間で、こんな会話を頻繁に交わしている気がします。
介護の世界だと、ケアマネジャー(施設所属が多いですが)がついて、あれこれ相談に乗ってくれます。
(ピンキリありますが、ケアマネ資格はそれなりのスキルを担保しています)
障害の方は、未だにセルフプランも珍しくもなく、利用者任せで契約後の事務処理だけ?肝心の「相談」が欠けた相談支援も。
(利用者主体が本来の姿かもしれない、でもこれは「相談」が機能してないだけです)
ボクは常々思っているのですが…
公的給付を受けて利用する契約時、障害者施設が利用者に行う重要事項の説明を、社会福祉士の独占業務にしたらどうかと。
もちろん、事業所に専任者設置も必要です。
宅建士の重要事項説明&署名のように、専任社会福祉士にも、契約の責任を持たせられないかと思います。
利用金額こそ不動産売買の足元にも及びませんが、身体拘束条件も含め、とても重要な人権に及ぶ契約です。
せめて社会福祉士ぐらいのスキルを持った方を。
今、必置・主幹業務を担うのは、児発管やサビ管で、それらの資格に最重要視されているのは実務経験年数です。
福祉で長いことやってるだけが取り柄 の方でもなれちゃうわけですね。
もちろん、ちゃんとやってはる人が殆どと信じたいですが。
「せめて社会福祉士ぐらい」なんて書くと、社会福祉士が最低ラインのように思われたらごめんなさい、むしろ重要な契約を、狭い業界しか知らない、長年福祉で働いているだけの方の曖昧な説明、後でトラブルになるケースが起こっているので、ちゃんとスキルのある人が、ちゃんとせなアカンと思います。
同じ福祉職でも、介護分野に比べると、障害分野は社会福祉士が極めて少ない、社会福祉士が一人もいない放デイ、就Bが現実にあります。
それなりの実務、研修を要する受験資格に加え、統計学、会計学、心理学等幅広い知識を試される国家資格、社会福祉士がいるのに、なぜ使わない?
ボクはそう思います。
相談支援も。
例えば、わが子が発達障害かも?
もし、知り合いに、
イ、5年障害者施設で働いている若者
ロ、近所の発達障害の子のお母さん
ハ、役場の福祉課のオッサン
わが子が発達障害かも? の保護者は、先ずどこへ相談に行く?
おそらく殆どの人は、福祉の経験の長い人より、近所の障がい児のお母さんに尋ねます。
そのお母さん経由、施設経由か役場経由かで、相談支援まで辿り着くのは、最後の最後かもしれません。
施設利用や給付が決まってから、相談支援を付ける、良く聞く話です。
順番が逆。
わが子が発達障害かも? は、保護者が最も苦悶する時期の一つ。
この時期に、スキルを持つ相談支援員と出会えるかどうかは重要な事です。
放デイは複数の施設を併用される方も多く、ショートスティ、ガイドヘルパーなど、利用は多岐に渡ります。
就労支援等に進んでも、グループホーム入所等、生活スタイルも変わり、
また、障がい特性の急変はあるある、相談支援は重要なポジションです。
ところが、この相談支援、ジェノグラム、エコマップさえまともに書けなかったり、口先でやたらと「合理的配慮」を唱えるけど、ホントに理解してるん?と疑わしい、これも就労歴が長いだけが取り柄の相談支援員 (もちろん、こんな相談支援員はごく一部のはず?)と出くわす機会も多く、結局、その皺寄せは障がいを持つ子供、その保護者へ。
ボクが社会福祉士なので贔屓目イッパイですが、今まで見知った社会福祉士の方々のスキルの高さには感心するばかりでした。
で、ボクの知ってる、ちゃんとやってる相談支援には、ちゃんと社会福祉士さんが居ます。
相談支援も、社会福祉士の独占にするぐらいのスキルを求めないと、惰性で福祉職にしがみついてる人たちを温存するだけでは?
ボクはそう思います。
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